2018年7月9日、浅草寺境内で催されている「ほおずき市」に行きました。
ほおずきや風鈴がたくさんで、とても暑かったのですが涼やかでした。
混雑状況や、値段、雰囲気などをお伝えします。
ほおずき市とは
毎年、朝顔市の翌日の7月9日と10日に、浅草寺境内でほおずきの市が立ちます。
7月10日は江戸時代の1700年代から、浅草寺では「四万六千日」と呼ばれています。
この日に参拝するとなんと「四万六千日分(約126年分)」のご利益があると言われています。
この10日に一番乗りをしたいという人々の心理から、前日の9日から人出が多くなり、そうしているうちに7月9日と7月10日の両日が「四万六千日」の縁起の良い日として認められるようになりました。
ほおずきは「ほおずきを水で鵜呑みにすれば、大人は癪を切り子供は虫の気を去る」と言われていて、薬草として知られていました。
そこで四万六千日の縁日に、ほおずきが売られるようになりました。
また、この両日は「雷除け」のお札も限定で授与されます。
2018年 ほおずき市基本情報
日程・・・2018年7月9日・10日
時間・・・8時~21時
場所・・・浅草寺境内(東京都台東区浅草2-3-1)
2018年7月9日にやってきました、浅草寺!
朝10時頃に行ったので、まだはじまったばかり!
雷門から入り仲見世通りを抜けると、そこはほおずき市です。
境内に所狭しとほおずきが売られています。
ほおずきの値段は?
ほおずき鉢
どのお店も、ほおずき一鉢2,500円でした。
朝顔市とは違い、持ち帰るのに便利にカゴが付いている所が多かったです。
でも持ち帰るのも大変!
そんな時には宅配便。
クロネコさんや佐川さんもたくさんいて、ご自宅やお土産先にけてくれます。
専用ダンボール箱もあるので安心です。
送料
本州・・・1,300円
九州・四国・北海道・・・1,500円
専用ダンボール箱・・・300円
ほおずき枝1本
大きなほおずきは、一本1,000円・1,500円・2,000円でした。
私は1,000円のほおずきを買いました。
実は9つ付いていましたよ。
お店によって高いところもあり安いところもありです。
すぐに決めないで、全部のお店の値段と実の大きさや数を確認してから購入しましょう。
帰ったら速攻でお水にさしておきましょうね。
ほおずき1個
ほおずきのばら売りです。
1個100円からでした。
竹かごに入っている物は、3個で500円のところもあり。
これもお店によって少し値段にばらつきがあります。
よく吟味しましょう。
風鈴
ほとんどのお店に、風鈴もおいていました。
風鈴は500円。
東京はとても気温が高く、暑かったのですが、風鈴のチリンチリンという涼やかな音色に癒されました。
値切り?
ほおずき市は値切りができるそうです。
私は初日の午前中に行ったので、値切っている人は見ませんでした。
10日の夕方過ぎには値切る人もでてくるかもしれません。
ほおずき市の風景
写真を見てみましょう。
こんな風に、鉢と大きな1本刺しのほおずきが売られていました。
下の方が赤くなっていますが、まだまだ緑で赤くなっていないほおずきがたくさんついています。
長い間楽しめそうですね。
まだ初日の午前中なので、どのお店もたくさんあります。
横に吊るすのもかわいいです。
なかなかよく撮れたのではないでしょうか?
ほおずきのアップ。
よく見るとハート型のような気がします。
こんな風に竹かごに入れてくれます。
お盆に仏壇に添えるのに便利ですね。
玄関やリビングにおいても風流でかわいいです。
ほおずきたくさん!!
ほおずきの鉢には、まだたくさんの花が咲いていました。
白いお花なんですね。
ナスみたいな花だと思って調べたら、ほおずきってナス科なんですね。
千成ほおずきです。
小さなほおずきがたくさんなります。
これは赤くはならならず、緑色のまま楽しむそうです。
普通のほおずきよりもたくさんの小さな実をつけます。
お店の人が言うには、玄人好みだそうです。
四万六千日特別大祈禱執行
もちろんお参りもしました。
今日お参りしただけで、四万六千日分のご利益です!
雷除けのお守りもありましたよ。
ほおずき市の時にしかありませんので、欲しい方はこの2日間に行くしかありませんね。
最後に
ほおずき市に行きました。
毎年、朝顔まつりが7月6・7・8日に、その翌日ほおずき市が8・9日に催されます。
朝顔まつりは路上なので車の往来にも注意(歩行者天国の時間もあり)ですが、ほおずき市は浅草寺の境内なのでゆっくり見られますね。
朝顔まつりはうちわを配っていましたが、ほおずき市は無し。
その代わり?ほおずき市は風鈴を売ってました。
朝顔まつりでは風鈴はありませんでしたね。
朝顔まつり・ほおずき市が終わると夏本番!という気がします。
でも今年は既に梅雨もあけています。
暑いですねー。
朝顔とうちわ、ほおずきと風鈴で夏の暑さを和らげようと思います。