人工肉は危険?原料の安全性は?日本にやってくる新しいタンパク源

人工肉は危険?原料の安全性は?日本にやってくる新しいタンパク源

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※これは人工肉ではないです。牛肉のステーキです♪

焼肉、ステーキ、すき焼き、生姜焼き!!皆さん、お肉食べていますか!?

最近は肉ブームもあって、手頃な値段でもとっても美味しいお肉料理が食べられるようになりました。

ローストビーフや熟成肉など毎年様々な肉料理が流行っていますよね。

こうして私たちが食べているお肉は、ほとんどが牛や豚、鶏といった動物から取られています。

「そりゃそうでしょう?そんなの常識じゃない!」

と思われるかもしれませんね。

ですが実は近年、人工肉誕生によってその常識が変わりつつあるのです。

人工肉と聞くと、SF映画のようなイメージもありますが、実際食べるとなるとちょっと怖い感じがしますよね。

そこで人工肉とは何なのか、安全性はどうなのか?というのを紹介していきたいと思います。

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人工肉とは?

※これも人工肉ではないです

原料は菌類で、マイコプロテインと呼ばれるものから作られています。

味は鶏肉に似ていて、現在世界では100種類以上の料理に使われています。

栄養素としては、鶏肉の半分程度のタンパク質を含んでいます。

なんと、卵や大豆よりも多いのです!

ですから、タンパク質の供給としてはなかなか優秀だと考えられています。

外国では?

実はこの人工肉、ヨーロッパでは30年以上も前からクオーンという名前でスーパー等でも販売されています。

実際に売れているのかどうかというと、ダイエットをしている人や、ベジタリアンの方々に強い人気があって、市場規模は毎年拡大しているようです!

気になる安全性ですが、現在まで大問題は起きていないという経験をもって、製造会社は安全だと話しています。

一方で、アメリカの調査では人工肉食べた人が、吐き気や下痢等の症例の報告があります。

しかし、科学的に危険と判断されたわけでもなく、あくまでそういう例もあるという認識でオッケーのようです。

人工肉の歴史

この人工肉は1980年代のイギリスで開発されました。

人工肉の開発のきっかけは、人口増加による食糧不足の問題を解決するためです。

現在も地球上の人口はものすごいスピードで増えており、2050年には約100億人ぐらいになるだろうと考えられています。

これだけの人口になれば、今のままの供給量では絶対に食糧不足が起こってしまいます。

そんなことにならないように、今のうちから対策を取っているというわけですね。

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これから日本でも広まりそう!

ヨーロッパで販売されているからといって、日本で広まるかは別問題です。

特に日本は保守的なところがあり、得体の知れないものを拒絶しがちです。

ですが、日本で広まる可能性がそれなりにあるのです!

他人事ではないですよ!

理由1 ヨーロッパでの実績

そう言える理由は、前述の通り、ヨーロッパで30年以上も実績があることです。

30年大丈夫だったのだからと推し進める勢力がありそうです。

理由2 ダイエットに適している

高たんぱくなので、ダイエット中の人に受け入れられそうです。

また、日本でも増えているベジタリアンに支持されることが考えられます。

理由3 美味しい

最初は抵抗がある人が多いかも知れませんが、一度食べてしまえば、案外すんなりと受け入れられるかもしれません。

なぜなり、この人工肉、とっても美味しいらしいです。

日本人の口コミを見ても、「もう大豆ハンバーグには戻れない」などとても好意的な感想を持つ方が多いようです。

味にうるさい日本人も、これなら大丈夫かもしれません。

理由4 自給率

もう一つ、食料自給率の問題もあります。

これは好き嫌いのように悠長なことは言ってはいられません。

現在、日本で肉類の食料自給率は約50%です。

半分が自前、半分が輸入に頼っているという状態ですね。

この状態が安定しているなら問題ありませんが、畜産業の後継者不足が問題となっていますし、外国との貿易もいつトラブルが起こるかわかりません。

こういった状況で、安定供給が可能な人工肉は少し魅力的とも思えますよね。

肉ブームや糖質制限ダイエットの後押しもあり、以外と早く日本にやってくる日が来るかもしれません。

まとめ

POINT・原料は菌類

・鶏肉に似た味

・鶏肉の半分程度のたんぱく質

・ヨーロッパで30年の実績がある

・日本でもこれから広まりそう

人工肉はヨーロッパでは30年以上の歴史があり、一般的なスーパーでも販売されています。

安全か危険か、科学的にはまだはっきりしていませんが、30年以上販売されている歴史から、危険はないのではと言われています。

味が美味しいので、日本でも普及するかもしれません。

ちなみにアメリカでは、クオーンよりもさらに肉感が強い人工肉が開発されました。

そのお肉を使ったハンバーガーチェーン「インポッシブル・バーガー」が展開されています。

もしかしたら、日本にも上陸して来るかもしれませんね!

※これも人工肉ではないです。ハンバーガー美味しそー♪お腹空いた…

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