経済相が「シャイニングマンデー」というものを打ち出しているようです。
「シャイニングマンデー?どっかで似たようなものを聞いたような…?」
と記憶を掘り出していると
「あ!プレミアムマンデー!」
思い出しました。あの、掛け声だけ威勢良かったプレミアムマンデーを!
今回のシャイニングマンデーとは、プレミアムマンデーと似たような物らしいです。
詳しくみてみましょう。
月曜が半休に!?シャイニングマンデーの意味は?
シャイニングマンデーとは、月曜日にゆっくりして午後から働くということです。
「シャイニング」なんてまさしくキラキラネームですね。
朝日でまぶしい月曜日か……。
経産省消費・流通政策課である永井岳彦課長はシャイニングマンデーの意義についてこう答えています。
「土日に観光地に行って、月曜日の朝に帰ってきたり、
日曜日に子供達と夜遅くまでテレビを観るなどして月曜の朝はゆとりをもって会社に来る、
というような働き方ができるかと思います」
つまり、「日曜夜更かしして遊んで月曜の午前中休め」と言っているんですね。
なるほど、「サザエさん症候群」なんて言葉があるように、日曜夕方から月曜朝というのは憂鬱な時間です。
私は小学生の頃から、月曜朝というのは一番気が重かったです。
その憂鬱な月曜の朝をゆっくり休んで、午後から気合を入れなおして出社しろというわけですね!
うーん、ますます行きたくなくなりそうですね、私は。
シャイニングマンデーのメリット
メリットとしては、月曜朝の通勤ラッシュが改善されるということですね。
その分午後一番に混むので、混雑する午前中を避けて電車に乗っていた通院中の人や妊婦さんん、子連れ、ご老人の方たちは月曜日には注意しなくてはいけませんね。
ああ、もちろん経済省さんの言う通り、日曜日の夜に遊べるということもですね……はい。
シャイニングマンデーのデメリット
デメリットは、実施する会社はあまりないんじゃないかなということ…
すみません、身もふたもないですね。
だって月曜明後日忙しいんじゃないですか?
土日にたまってた案件を素早く処理するために、他の曜日の朝より忙しいと思うんです。
ですから、シャイニングマンデーなんてキラキラしたことを会社がするかなってこと。
そこんとこ、どうなんですか?
プレミアムフライデーは失敗?
やる前から辛辣になってしまいますが、これには訳があります。
2017年に「プレミアムフライデー」という個人消費換気キャンペーンがあったじゃないですか。
「月末金曜日には午後3時に仕事を終える」というものです。
これ、「導入する」と答えた企業は3.4%だったみたいです。
なぜなら、月末金曜日は特に忙しい!
仕事終わらないのに帰れないですよ~!
私の周りでも「今日はプレミアムフライデーだから早帰りよ♪」なんて聞いたことありません。
そんな感じで不発に終わったプレミアムフライデーと発想が全く同じなんだもの。
なんだかなーって思ってしまいます。
ネットでも「アホか」「くだらない」と非難轟々
ネットを見ても皆さん口々に批判しています。
週末の金曜と週明けの月曜は忙しいんだってば!休めるわけない!
午後から出社なんて余計めんどいわ!それなら一日やすませろ!
もういっそ、エターナルサンデーにして!
週3休にしなよ!
こんな感じでした。
さいごに
シャイニングサンデーについて思っていることを書いてみました。
どうなんでしょうね?
実現するのでしょうか!?
個人的に「シャイニング」とか「プレミアム」だとか、キラキラしたネーミングセンスが癪に触ってしまって辛辣な意見になってしまったかもしれません。
でも、ネットの意見も同じような物でしたね。
そんな私は「ハッピーマンデー」も廃止して、元の日付での祝日に戻してほしい派です。
月曜や金曜よりも、水曜日休みが一番嬉しい!
でもそれでは旅行などの消費が伸びないんでしょうね。