甘~い香りのバニラエッセンス、匂いをかぐと、幸せな気持ちになります。
でも、使うのは1滴2滴程度でなかなか使いきれなくて困っている方いませんか?
今回は、バニラエッセンスの賞味期限や保管方法、余ったバニラエッセンスの消費方法をご紹介させて頂きます。
バニラエッセンスの賞味期限は?開封後何年たっても大丈夫?
バニラエッセンスって、一度にほんの少ししか使いませんよね。
ですから、開封後も使い切ることってなかなかなくて、長い間冷蔵の奥に保存されることが多くないですか?
多くの家庭で、賞味期限切れになったバニラエッセンスが今も冷蔵庫で眠っているそうです……。
中には20年物のバニラエッセンスが見つかったという強者も!
基本的に、賞味期限は1~3年くらい。
ただ、賞味期限が過ぎていても、香りがおかしくなければ大丈夫だそうです。
一回に使うのは数敵なので、それくらいで健康を害することはないようです。
たしかに、香りづけだけなので一滴でも濃厚な甘い香りが広がりますから、ほんの少ししか使いませんものね。
賞味期限がかなり過ぎていたら、念のために、仕様前に小皿に数滴垂らしてにおいを確かめてください。
「匂い」が「臭い」に変化していたら、止めておいた方がいいですね。
バニラエッセンスは香りづけに使うので、匂いがおかしかったら元も子もないですしね。
バニラエッセンスとは?バニラビーンズ、バニラオイルと、バニラエクストラクトとの違いは?
バニラエッセンスとは
バニラエッセンスとは、バニラの香り成分をアルコール抽出したものです。
主にエタノールで中執しています。
数あるバニラ香料の中では、日本で一番認知度の高い香料ですね。
バニラビーンズはけっこう高価なので、その代わりに使用されることが多いです。
濃縮度が高い、カラメル色素が使用されることもあります。
2~3滴でも充分濃厚なバニラの香りが楽しめるのです。
バニラオイルとは
バニラオイルとは、「バニラの香りの成分をオイルに抽出したもの」のことをいいます。
バニラビーンズとは
バニラビーンズとは、バニラの種子のことです。
写真の黒いものがそうです。
バニラビーンズは高価です。
ですからバニラビーンズの代わりに人工香料が使用されることも。
そしてカラメル色素等、添加物が使用されることもしばしばあるそうです。
バニラビーンズの使い方
カスタードクリームなどを作る時は、バニラビーンズを包丁で縦に切り目を入れて、包丁の先を使って中にある種をこそげ取ります。
そして鍋に、牛乳、砂糖、先ほどのバニラビーンズの鞘と取り出した種を一緒に入れて火にかけます。
沸騰してきたら火を止めて蓋をして、そのまま10分ぐらいおいて牛乳にバニラの香りを移してから使います。
バニラビーンズは大変高価な物ですので、1回使ってそのまま捨ててしまうのはもったいないです。
しっかりと洗って乾燥させてからバニラシュガーを作るのに使えば、再びバニラの甘い香りを楽しむことができますよ!
また、後述のバニラエクストラクトも作れます。
バニラビーンズとバニラオイルの違い
バニラビーンズをそれらに漬け込んでバニリンを抽出し濃縮させたものが,天然バニラエッセンスやバニラオイルです。
バニラエッセンスは加熱すると揮発してしまうので,カスタードクリームなどには冷ましてから加えます。
一方,バニラオイルやバニラビーンズの香りは温めても飛ばないので,焼き菓子などにも使えます。
バニラビーンズが無い時は、バニラオイル使用したりするので、
違いはあまりないみたいですね。
バニラビーンズは他のものにくらべて美味しさが格段にUPし風味がバニラオイル使ったときと全然違います。
バニラビーンズは少し高価なので、お家で焼き菓子など作るときは
バニラビーンズの代わりにバニラオイルをぜひ使ってみて下さい。
香りがとても良く美味しい焼き菓子が出来ますよ!
バニラエクストラクトとは バニラエッセンスとの違い
バニラエクストラクトという物を、見聞きしたことはありますか?
初めて聞いた方も多いと思います。
日本では、バニラエッセンスが有名ですが、欧米では逆にバニラエクストラクトの方が知名度があります。
バニラエクストラクトは、バニラをアルコールに漬けて香りを出したものです。
それだけ聞くと、バニラエッセンスと同じように聞こえますが、
バニラエクストラクトの方は、バニラビーンズを直接アルコールに漬けて香りを抽出したものです。
バニラエクストラクトの作り方
バニラエクストラクトは、案外簡単に作れます。
作り方が動画で見られるので、ぜひチャレンジしてください。
材料・バニラビーンズ・・・適宜(種を取り除いた後のさやで充分)
・ウォッカ・・・適宜
・洗って乾かした空き瓶
作り方は、空き瓶に半分に切ったバニラビーンズのさやを入れ、ウォッカを注ぎ、2か月待つだけ!
添加物が入っていないので、健康に気を付けたい人にはお勧めです!!
バニラエッセンスを使おう!
では、ここでバニラエッセンスが余って困っている方にオススメレシピをご紹介いたします!
バニラシュガートースト
バター・砂糖・バニラエッセンスを混ぜて、食パンに塗ってトーストするだけ!
甘~い香の、美味しいバニラシュガートーストの出来上がりです!
子供が喜びますね。
朝はいつもベッドでぐずぐずしている子が、甘い香りに誘われて起きてくるかも。
朝から幸せ気分になりますね。
コーヒーにバニラエッセンス
コーヒーにバニラエッセンスを1滴、2滴入れるだけです。
インスタントコーヒーでも、甘いバニラの香りで一ランク上のコーヒーになりますよ。
また、食べ物以外でもバニラエッセンスは活躍します!
バニラエッセンスで芳香剤
小皿にバニラエッセンスの液を2、3適落とすだけで
バニラの甘い香りがします。
バニラの匂いの効能!!
・精神の緊張状態を緩和させ、疲労感やストレスが軽減する
・鎮静効果で、食欲が抑えられる
・身体を若々しく保ち、肌荒れを予防する
意外にも、バニラの甘い香りには食欲抑制効果があります!
ダイエット中の方には最適ですね!
バニラエッセンスで入浴剤
バニラエッセンスを1~2滴ほど、牛乳・豆乳・蜂蜜・豆乳などに加えて混ぜます。
それをバスタブに入れて掻き混ぜます。
すると、甘い香りのするバニラ風呂が出来上がりです!
バニラの甘い香りの湯に浸かっていると疲れが取れる効果もあります。
リラックスしますよね。
捨てようかなーと思っているバニラエッセンスがあったなら、バスタブに入れて大量消費!
試してみてくださいね。
バニラエッセンスの保管方法と処分の仕方
保管方法
バニラエッセンスは開封前・開封後いずれも、冷蔵庫に入れて保存するのが一番です。
常温で調味料の棚に並べていると、真夏は暑さで劣化する可能性もあります。
たいていのものはそうですが、日光に直接当たると劣化が早まります。
長い期間使用するバニラエッセンス。
長く楽しみたいと思うのでしたら、冷蔵庫に入れましょう。
処分の仕方
バニラエッセンスは水溶性なので、流しに流してしまっても大丈夫です。
でも気になる場合は、紙などに吸い込ませて匂いが漏れないように厳重にビニール袋で封印してから燃えるごみとして捨てましょう。
赤ちゃんのいる方、余っている紙おむつに吸い込ませると便利ですよ♪
バニラオイルは脂性なので、紙に吸い込ませて燃えるゴミで処分してください。
流しに流してしまうと、浄水に負担がかかります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
お菓子に甘い香りをつけてくれるバニラエッセンス。
バニラの甘い香りは、お菓子が美味しくなるだけでなく、ダイエット・肌荒れ・疲労等、効果が期待されるんですね。
バニラエッセンスの可能性は思っているより大きいです。
お菓子作りだけでなく、色々な使い方をしてください。
安価なバニラエッセンスの香りが、暮らしを上質にしてくれますよ。