
もしこのアイスが100年前のだったら…?
冷凍庫にかなり前から入っているアイスクリームがありました。
「これ食べられるかな?いつのだろう?」
賞味期限を確かめようと、品質表示を見てみたところ…
「あれ?賞味期限が書いてない!」
スーパーのアイス売り場に行って、見てみました。
どのアイスにも賞味期限は書かれていません。
これって一体、どういうことなのでしょう??
アイスに賞味期限は無いって本当?100年前でも食べられるの?
気になって調べてみたところ、アイスは賞味期限は表示しなくてよいとのこと。
厚生労働省の「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」や農林水産省の「加工食品品質表示基準」の規定では、アイスは賞味期限の記載を義務付けられていないそうです。
そもそも、賞味期限とは未開封のまま正しい保存状態であれば、安全性や味・風味などすべての品質が維持されると製造者が保証する期限です。
アイスの場合、-18℃以下の低温で保存されていれば、細菌が増えないので、長期間保存が可能です。
また、同じく低温で保存する他の冷凍食品に比べると使われている原材料の品目が少ないので、ほとんど品質が劣化しないと考えられます。
それに、一度溶けてしまえば再び凍らせても元には戻らないため、賞味期限が書かれていなくても、消費者が見た目で品質を判断できますね。
このような理由で、賞味期限の表示が省かれているわけです。
また、アイスは季節によって売り上げが大きく変わり、在庫管理が難しいので業界に配慮して賞味期限を省略したという説もあります。
日本と同様に、アメリカ、ドイツ、イタリアなどでもアイスに賞味期限は表示されていません。
100年前のアイスでも食べられる?
賞味期限がないのなら、100年前のアイスが食べられるの?って思いますよね。
残念ながら100年前には現代のような冷凍技術はないし、100年間、適切に保存されたアイスが存在するとは考えられません。
つまり、今からさかのぼること100年前に作られたアイスを食べることは不可能です。
でももし、100年後まで現代のアイスをきちんと保存することができれば、食べるのは可能かもしれません。
自分で確かめることはできませんが、食べられたら面白いですね。
開封・食べかけのアイスも賞味期限関係ないの?
食べかけのアイスを、また冷凍庫に入れることがあります。
大きいサイズのものなど一度で食べられないことがありますよね。
その場合も、適切な温度であれば、細菌が増えることはないので、長期保存が可能です。
しかし、空気に触れているので、風味が落ちやすくなっています。
食べかけを保存する場合は、以下のことに気をつけましょう。
・乾燥や臭いを防ぐために、ラップをかぶせるかポリ袋に入れる。密閉容器でもよい。
・臭いが強いものと一緒に保存しない。
・できるだけ冷凍庫の開閉を少なくする。
霜が付いたアイスはどう?
美味しさを保つには、温度を-18℃以下に保たなければいけません。
しかし、実際は冷凍庫を開けたときなどに庫内の温度が上がってしまいます。
すると、アイスの表面が溶けて、水分が気化します。
再び温度が下がったときに、気化していた水分が凍ってアイスの表面に付着したものが霜です。
アイスのまわりに霜が付いていても、身体に害があるわけではありませんが、本来の美味しさは失われています。
家庭では、霜が付かないように保存方法に気をつけましょう。
冷凍庫の開閉の他、詰め込みすぎや温かいものをそのまま入れることも温度が上がる原因になります。
また、お店でアイスを買うときは、霜がついているものは選ばないようにしましょうね。
最後に
賞味期限が書かれていないアイスは長期保存が可能です。
でも、家庭で適切な保存をするのは意外と難しいもの。
美味しくいただくためには、なるべく早めに食べるようにしましょうね。
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