五臓六腑に沁みるわあ～♪
PTAや町内会の行事に参加したとき、よくペットボトル飲料をいただきます。
しかし我が家では日常的にペットボトル飲料を飲まないので、いただいても、なんとなく「飲もう」という気が起こりません。
外出するときは水筒に麦茶が多いです。
そのためもらったペットボトルは持ち帰り、なんとなく、いつまでもキッチンのカウンターの上に放置されることも。
しかも放置されるペットボトルは、時には未開封、時には飲みかけ…。
そんなペットボトルを見ていて、思いました。
「消費期限って、どのくらいなのかな？」
今回は、私のもらってきたペットボトルがいつまで安心して飲めるのか、未開封、開封済み、飲みかけのペットボトルの消費期限について調べてみました。
皆さんにも参考なると幸いです。
口を付けたペットボトルは、常温・冷蔵庫でいつまで飲める？
まず気になるのが、開封して口をつけてしまったペットボトルがいつまで安全に飲めるのか、です。
口の中には様々な雑菌がいます。ペットボトルに口をつけると雑菌がボトル内に入り、繁殖してしまう、と思いませんか？
そういえば、パン生地を作る時は30～40度の温度で発酵させますよね。
きっとペットボトルの菌も、そのくらいの温度でわさわさ増えるのではないでしょうか！？
さて、調べました。
参考にさせていただいたのは、衛星微生物研究センターさんの実験結果です。
結果だけ言うと、水やお茶などの飲料は、冷蔵庫でも常温でも24時間後に細菌の繁殖がみられなかったそうです。
つまり、1日くらいは飲んでも大丈夫みたいです！
問題なのは、砂糖の入った飲料。
実験では砂糖入りのコーヒーを使って常温や冷蔵庫内の温度で24時間放置した時の細菌の数を調べました。
すると、常温では爆発的に細菌が繁殖！！
専門家が「おなかを壊すレベルです」と警鐘を鳴らしていました。
さらに、冷蔵庫内でもやや増えていたようですよ！
つまり、『砂糖+唾液中の菌＝繁殖』ということでしょうか？
一度口をつけてしまったペットボトルは冷蔵保存して、1日で飲み切った方が無難なようです。
「インド飲み」「戦場飲み」と言われる、口を付けない飲み方とは？
ペットボトル飲料の菌が繁殖する条件の一つが唾液ならば、ペットボトルに口をつけなければ良いのでは！？
…と考えいたら、なんと、インドでは日常的にそのような飲み方をしているようです。
俗にいうインド飲み
インドでは、若い人も年寄りも「人が口をつけたものに口をつけない」という考え方を持っています。
ペットボトルの回し飲みも、同じ鍋をつつくこともしないようです。
この考え方の背景には宗教があります。
また、インドでは水が非常に貴重なものとされています。
ですから一つのボトルに入った水を回し飲みする風習があるのですが、口をつけてはいけないので、皆さんしっかり上を向いて口を開け、ボトルの水を流し込んでいるようです。
日本ではなじみのない飲み方ですが、ある意味で理にかなったやり方だと感心しました。
戦場飲み
戦場でも、インド飲みがされるようです。
戦場ではけがや病気が致命傷になるので、細菌繁殖のリスクを避けるのは当然の行為かもしれません。
願わくば、誰も戦場なんて行かない世界になってほしいです。
口を付けてなければ、大丈夫？
大容量のペットボトルの場合、コップに移して飲みますよね。
また先ほど紹介した「インド飲み」を実践した場合も、ペットボトルには口をつけていないので飲料に唾液が混ざっていないはず！
さて、どのくらいもつのでしょうか？
あるお茶メーカーによると、開封後、飲んでも大丈夫なのは冷蔵保存で2～3日だそうです。
昨日スーパーで見た、大容量ペットボトル１００％オレンジジュースには、「開封後冷蔵庫で5日以内」とありました。
どちらにせよ、早めに飲むのが良いようです。
ただ実際には、メーカーは短めに期限を切っているのではないかと私は考えています。何かあると困るし。
自己責任ですが、冷蔵庫で1週間は余裕かな…。
というか、我が家の場合は開封済みペットボトル飲料を冷蔵庫に入れてそのまま忘れてしまうので、1週間くらい猶予があるとうれしいです。
まとめ
・開封後に口をつけていないペットボトルは、冷蔵保存で3日以内に飲む
これを守れば安心して飲めるようです。
早く飲め、ってことですね。
冷た～い♪
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