暑い時には水分補給は欠かせませんよね。
水分補給をするタイミングは、のどが渇いたと感じる前に水分を補給するのが理想です。
そのためには、持ち運びができて、いつでも飲めるペットボトルは重宝しますよね。
そんな便利なペットボトルですが、取扱方法を誤ると
爆弾のような凶器にもなりかねないってご存知でしょうか?
今回はそんなペットボトルの意外な一面についてご紹介します!
飲みかけペットボトルで爆発?
実は、ペットボトルは取扱方法を誤ると「爆弾」になりかねないのです!
ペットボトルが爆弾?え?ペットボトルロケットのこと?と思った方。
違います。飛んでいくのではなく、その場でペットボトル自体が爆発するのです。
ペットボトルってぽんと机の上に置いておくことありますよね?
そんなペットボトルが急に爆発したら、どうでしょうか?
とても危険ですよね?
では、どうしてペットボトルが爆発するのでしょうか?
それには「細菌」が関係していました。
ペットボトルは直接口に付けて飲む方が多いと思います。
その時に口の中の細菌がペットボトルの中にも入ります。
さらに、開栓することで空気とも触れ、空気中の細菌も同様に入ります。
そんなペットボトルの中に入った菌は、気温が30度前後になると活発に増えます。
そして、その増えた細菌がガスを発生させて、
ペットボトルいっぱいに充満し膨張して、爆発してしまうのです。
特に、ジュースのような甘い飲み物は、水やお茶に比べて糖分が多いため
細菌が繁殖しやすく注意が必要です。
基本的には、どんな飲み物も開栓した時点で、1日で飲み切るようにしましょう。
膨張して危険なペットボトルの開け方2選!
そうは言っても、やむを得ず、
開栓したペットボトルを車内や室内に放置してしまうこともあると思います。
開けるのが怖いからと言って、そのまま何もせずに捨てる事はやめましょう。
捨てたゴミ箱の中で、爆発してしまうかもしれません。
では、膨張して危険なペットボトルはどうしたら安全に開けられるのでしょうか?
方法は簡単で2つあります。
1 ゆっくりフタを開ける
1つ目は、ゆっくりフタを開けましょう。
普段と同様にフタを開けてしまうと、
溜まっていたガスに一気に圧力がかかり爆発してしまいます。
そのため、少しずつゆっくりフタを開けましょう。
フタを開ける時には、中身が飛び散ってしまうかもしれないので、
ビニール袋にペットボトル入れ、口を結び、ビニール袋の上からフタを開けましょう。
2 液体が残っている部分に穴を開ける
2つ目は、液体が残っている部分に穴を開けます。
千枚通しやキリで穴を開けます。
この方法をする場合は、汚れてもいい場所で行いましょう。
穴を開けた後に液体が出てくるので、シンクがおすすめです!
ペットボトルを爆弾にしない2つのポイント
ここまでで、飲みかけのペットボトルを放置してしまった時の危険性と
それを片付ける時の面倒くささはお分かりいただけたと思います。
しかし、そう言っても、ペットボトルの飲み物を残してしまうこともありますよね?
もし全部飲みきれない場合は、下の2つのことに気を付けてください。
1 直接口を付けない
1つ目は、飲む時に直接口を付けないこと。
口を付けて飲まないために、コップに入れて飲むようにしましょう。
開封しただけでも、空気中の細菌がペットボトルに入ってしまいますが、
口を付けなければ、口を付けて飲む場合より、確実に細菌の量は減ります。
2 暑いところに放置しない
2つ目は、暑いところに放置しないこと。
先ほどもお伝えしましたが、気温が30度前後で細菌は活発になります。
活発しなければ、細菌が増える量も少なくなります。
そのために、冷蔵庫に入れて保存しましょう。
この2つのことを守ったとしても、少なからずペットボトル内には細菌が存在します。
ペットボトルが爆発しなくても、その飲み物を飲んで食中毒になる可能性もあります。
もし、全部飲みきれず残してしまった場合も、最低でも翌日中には飲み切りましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
飲みかけのペットボトルを放置した時の危険性はお分かりいただけましたか?
実は、膨張したペットボトルが爆発して窓ガラスを割ってしまったこともあります。
爆発するとそれくらいの威力があるのです。
そして、爆発した時には中身も飛び散り、壁も汚れますし、匂いも強烈な匂いだと思います。
そんな事態を招かないために、普段から気を付けたいものですね。
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