2018年・ひな人形をしまうベストな日はいつ?啓蟄とは

2018年・ひな人形をしまうベストな日はいつ?啓蟄とは

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え?もう出番終わり?

女の子の健やかな成長を祈る「ひな祭り」。
年に1度しかないイベントだからこそ、盛大にお祝いしてあげたいですよね。

ひな祭りといえば、一番にひな人形が思いつく方が多いと思いますがいつから飾っていつしまえばよいのか迷ってしまうこともあるのでは?

今回は雛人形をいつまで飾っていつしまうのか、片付ける日やしまい方についてまとめました。

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ひな人形をしまうのに良い、啓蟄とは?

雛人形はできるだけ早くしまうのがいいとされています。
昔から雛人形をいつまでも飾っていると「お嫁に行くのが遅くなる」「縁起が良くない」などといわれています。
3月3日の翌日から1週間ぐらいを目安に片付けましょう。

啓蟄とは・2018年はいつ?

今年の啓蟄は

2018年3月6日(火)

「啓蟄(けいちつ)」の日には、雛人形を片付けるのにいいとされています。

この「啓蟄」という言葉ですが、初めて聞く方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「啓蟄」は二十四節気(にじゅうしせっき)の一つで、この日から3月23日ごろの春分までの期間をいいます。

これまでの「雨水(うすい)」より、節が変わって「啓蟄」の期間に入っていきます。

では、「啓蟄」とは何でしょうか。

「冬の間土中に隠れていた虫が、春の暖かさを感じて外に這い出て来る」

なんだか虫が、大挙して這い出て来るような感じの言葉ですよね。

虫が出てくるのは個人的には嫌ですが、虫も春を感じてるんだな、とちょっとほっこりします。

実際は、まだこのころはそんなに虫が多くなるような気はしません。

「啓蟄」の漢字の意味です。

「啓」・・・開く、開放する

「蟄」・・・冬ごもりの虫が、土に隠れる

冬眠していた虫が、暖かくなり春の訪れを感じ、穴から出てくる、まさにそんな意味ですね。

なぜ啓蟄の日にひな人形をしまった方がいいの?

そんな「啓蟄」の日にひな人形をしまうといいとされていますがいったいなぜなのでしょうか?

啓蟄とは毎年日にちは少しずつ変わりますが、3月5日・6日頃を指します。

若葉や芽吹き虫が出てき始めるとされるこの日は、雨水の次の節目にあたります。

3月3日から2~3日後とは、なんだか慌ただしい気もしますが、できるだけ季節の節目を超えず、遅くとも3月中旬までに片付けるのがいいそうです。

なぜ早くしまった方がいいの?

「ひな人形を早く片付けないと、お嫁に行き遅れる!」なんて言い伝えが有名ですが、そういわれているのにはわけがあります。

ひな人形には穢れを移して不幸を遠ざける意味合いがあるので、厄を移した人形は早く片付けたほうがいいとされているのです。

また、婚礼の様子を表したひな人形=娘の結婚を意味するため、早く飾ると「早く嫁に出す」、早く片付けるほど「早く嫁に行く」などと例えられているようです。
さらには片付け上手にしつけるなどの意味もあるそうです。

とはいえ、雛人形を片付けるのには手間がかかり、ちょっと面倒なもの。

雨の日には湿気が多く、片付けには向きませんし、なかなかタイミングが合わないなんてこともありますよね。

そんな方のために、雛人形のしまうポイントなどをまとめてみましたので、雛人形をしまうときの参考にしてみてください。

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しまうときのポイント・注意点

しまうときのポイントとしては、先ほど書いたように3月6日「啓蟄(けいちつ)」の日が目安となっています。
そして3月6日を目安として、遅くとも3月中旬ごろまでに片付けるといいようです。

地域によっては旧暦(4月3日)まで続けて飾る風習もありますので、その場合は4月中旬ぐらいまでが目安となりますね。

次にポイントと注意点をご紹介します。

天気のいい日を選ぶ

3月は冬の寒さが残っており、空気も乾燥している時期です。
さらに天気がいい日は湿度が低いというのは、誰にでも想像がつきますよね。
このような湿度の低い日にひな人形をしまうことは、人形の品質を保つための重要な条件になってきます。

実はひな人形は絹の使用量が多く、絹にとって湿気は大敵なのです。
そのため、ひな人形をしまう日は啓蟄の日以降の、良い天気の日にしましょう。

早すぎてもいけない?こんな日は選ばないでください!

3月2日が屑節句
3月3日が本節句
3月4日が送り節句

となっており、3日がかりの祭事となっています。
そのため、ひな人形は早くしまった方がいいとされていますが、3月3日、4日にしまってしまうのはよくないそうです。

保管するときのポイント

害虫に気を付ける

害虫は湿ったところが好きです。
湿気をコントロールするだけで害虫は付きにくくなります。

きちんと防虫剤を入れるなどの対策をしましょう。

保管する箱について

保管する箱は断然「 桐箱 」がおすすめです。
桐は湿気を一定に保ち、気密性があるからです。
段ボール箱や紙製のものだと害虫が入り込みやすく、結露などが付いた場合に水分がしみ込んでしまいます。

できれば人形保管用の桐箱なども販売していますので、別途用意することも考えてみてはいかがでしょうか。

乾燥剤について

乾燥剤は絶対に必要です。
特に紙製の箱に収納する場合は必ず用意してくださいね。

最後に

2018年のひな人形をしまう日、啓蟄について、保管のポイントを簡単にまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
保管しておいたひな人形を出してみたら「カビが生えていた!」なんてことのない様に、楽しい祭事にしてくださいね!

「「「撤収ーーー!!」」」

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