エイプリルフールは小さい子供が妙に喜ぶイベントです。
長女が幼稚園の年長を卒園した年、はじめてエイプリルフールを理解して「わたしもだます!」と1週間くらい前から準備を始めました。
ところが、エイプリルフールが来る前に、その「だまそう熱」が覚めてしまったようで、結局何を準備していたのか、永遠に謎のままになってしまいました…。
そんなエイプリルフールですが、一部では「エイプリルフールは午前中だけ」なんて説があるの、知っていました?
ほかにもいろいろ俗説のあるエイプリルフール、ちょっとまとめてみたいと思います。
「エイプリルフールは午前中だけ」って誰が言い出したの?
「エイプリルフールは午前中」説は、はっきりとわかりませんが起源はどうやらイギリスだとされています。
イギリスには今も国民から愛されている王族が存在しますね。
その王族の長である国王への忠誠を証し立てる「オークアップルデー」という行事が毎年開催されており、それが午前中なのです。
その行事は午前中、オークの実を帽子や衣服に飾り立て、もし身につけていないと「忠誠心がない」と責められてしまう…何とも不思議です。
この行事のキーワードの一つである「午前中」がどうやらエイプリルフールに転用され、「エイプリルフールは午前中だけ」となってしまったようです。
一説には「ツイッターで誰かが4月1日に流した嘘」が定着したのではないかともいわれますが、個人的にはそっちの方が腑に落ちます。拡散した人はしてやったりでしょう。
エイプリルフールの色々なルール・俗説
「エイプリルフールは午前中だけ」同様に、いつの間にか拡散されたエイプリルフールのルールがいくつかあるようです。
ネタばらしについて
「午前中」説と対をなすルールが、「エイプリルフールの午前中についた嘘は午後にはネタばらしをする」というもの。
なんと、ネタばらしまでにそんなに時間をかけるとは。
私の場合、ついた嘘はすぐにネタばらしします。
「いやあ、うそでした。今日はエイプリルフールでした!」ってな具合に。
下手なんでしょうね。
午後のネタ晴らしまでうそを隠し持っておくのはある意味スリルですね。
嘘が本当にならなくなる
例えば、エイプリルフールに「彼女ができた!」という嘘をついたとしましょう。
すると恐ろしいことに、その年には彼女ができることはない…という「エイプリルフールにつく嘘は本当にならない」説です。
「資格試験に合格した」「結婚が決まった」「宝くじが当たった」などなど、皆様、お気を付けください。
不快なウソは禁止
このルールはぜひとも広めていただきたいです。
「強盗に合った」「事故を起こした」「○○(有名人など)が死んだ」なんて嘘をつかれても、まったく楽しくありません。
楽しい、笑える冗談を心がけたいですね。
だまされた方にもルールあり
最後に紹介するのは騙された方のルールです。
「だまされた!」と悔しがったり、だました相手を責めるのはご法度!
楽しい時間を過ごすためにはお互いの楽しもうとする心も大切です。
「笑って許して」ですね。
まとめ
エイプリルフールのいろいろなルールについてまとめてみました。
いろんなルールがありますが、楽しいイベントにしたいものです。
ところで数年前、エイプリルフールにものすごい映像をテレビで見ました。
南極にいるペンギンの大群の映像が流れていて、「あらカワイイ」と思ってみていたら、ペンギンたちがペタペタと一方向に向かって歩き始めました。
「どこに向かうのかな?」と思ったら、なんと!
ペンギンの軍団が空を飛んだ!!
…もちろんエイプリルフールの冗談映像ですが、その映像のクオリティーの高さと大群のペンギンが空を飛ぶという罪なく楽しいウソに非常に感激したこと、今日の記事を書いていたら思い出しました。