みなさん子供の時に一度は食べたことのあるお菓子、ラムネ。
このラムネが二日酔いに効くってご存知でしたか?
ラムネって大人になるとあまり食べる機会もないと思います。そんなラムネが二日酔いに効くとなれば買っちゃうしかありませんよね?
これから歓迎会や年末年始の飲み会でお酒を飲むことが増えると思います。
今回はそんな二日酔いに悩む方にラムネが本当に効くのか、正しい量と食べるタイミングを説明していきたいと思います。
ラムネが二日酔いに効くって本当?
まずこのラムネが二日酔いに効くという都市伝説的な話しが本当なのかどうか説明していきます。
まず、結論から申し上げますと、ラムネが二日酔いに効くのは本当です。
なぜラムネが二日酔いに効くのかと言いますと。ラムネは主成分がブドウ糖で出来ており、そのブドウ糖が二日酔いの体に良いからです。
正確にいいますと、人間はアルコールを多く摂取すると、体に糖分が足りない状態である低血糖になっており、その体にラムネを食べて糖分を補給することで二日酔いの症状を軽くするというものです。
またお菓子のラムネは炭酸飲料のラムネをイメージして作られており、食べたときのシュワっとした爽快感も二日酔いのときの気持ち悪さを軽減していると思われます。
しかし、世に出回っているお菓子のラムネの中には主成分がブドウ糖ではないものもあるので、二日酔い軽減のために買う際には注意が必要です。
一般的に販売されているラムネはブドウ糖が成分の90パーセントを占めていますが、中にはブドウ糖サプリメントのような100パーセントブドウ糖でできているタブレットなんかもあります。
二日酔いになった際にはスーパーやドラッグストアで探してみるといいかもしれません。
ラムネはいつ、何粒食べると良い?
二日酔いにはお菓子のラムネを食べると良いと分かりましたね。
でも実際に、二日酔い軽減目的で食べるときのタイミングと食べる量はどうなんでしょうか。
ラムネを食べてブドウ糖を摂取するタイミングは、食べたい時に食べること。
二日酔いの時に体が甘いものを欲している時はまさしくブドウ糖が足りない状態の低血糖になっている時です。
そのタイミングでラムネを食べてブドウ糖を摂取することが大切です。
しかしラムネに含まれているブドウ糖自体が二日酔いの症状を軽減するわけではありません。
あくまでもブドウ糖は二日酔いの原因でもある、アセトアルデヒドという成分を分解するためのエネルギーになるものです。
ブドウ糖自体がアセトアルデヒドを分解するわけではありません。
ですから、ラムネを食べて二日酔いがましになったと思うのは個人差があります。
ラムネを食べると二日酔いの人が全員楽になるとは一概には言えませんので注意してください。
またラムネを食べる量ですが、やはり効果がでるのも個人差があるので一概には言えません。
しかし、低血糖値の状態から通常の血糖値に戻すためにはラムネのお菓子1袋分のブドウ糖を摂取すれば十分に回復すると思われます。
食べ過ぎには注意!
さて、ここまでで二日酔いにはラムネを食べてブドウ糖を摂取し、血糖値を上げてあげると良いことは分かりました。
しかし、かといってラムネを大量に食べ過ぎてももちろんいけません。
なぜなら、ラムネを食べすぎてブドウ糖を多量に接種しても血糖値の上昇につながる恐れもあるからです。
二日酔い軽減のためにラムネを食べても、食べ過ぎて血糖値が上がってしまっては元も子もありません。
お酒もラムネもほどほどにすることが大事ですね。
最後に
今回、二日酔いにはラムネを食べると良いという記事を書きましたが、やはりその効果が出るには個人差がありますので一種のおまじない感覚で食べてみることをおすすめします。
酷い二日酔いは本当に体も心も疲れてしまうので、お酒はほどほどにしてラムネの力に頼らないようにしましょうね。