白身魚、美味しいですよね。
お魚には栄養も豊富です。
離乳食が始まった赤ちゃんにもぜひ食べさせたい!と思いますよね。
「魚」と言っても白身魚や赤身魚、青魚と種類は様々ですが、初めて離乳食で魚を食べる場合、一般的には白身魚からと言われています。
理由として身が淡白で脂質が比較的に少なく、アレルギーが起こりにくいという点があります。
また、白身魚の身は比較的柔らかくふわふわしているので赤ちゃんが食べやすいという点もあります。
お魚と聞くと少し難しそうなイメージを持つお母さんもいらっしゃるかと思います。
今回はそんなお魚についてどのような魚を使えばいいのか、どうやって上げればいいのかご紹介していきます。
離乳食に白身魚を与えられるのはいつから?
5、6か月になると離乳食が始まりますね。
白身魚は、お粥やお野菜に慣れてきた離乳食開始から1ヵ月頃、挑戦していきたいです。
でも一口に白身魚といっても色々種類がありますね。
スーパーで売っている白身魚の種類
まず、「白身魚」とは一般的に岩礁や海底、砂地などに身を潜めて生息している沿岸魚や深海魚に多く身が白い魚です。
スーパーでよく見かける白身魚の種類ですが、マダイ、ヒラメ、カレイ、イサキ、メバル、サケ、マダラ、などがあります。
サケの身は赤身ですが実は白身魚に分類されます。
離乳食に安心な白身魚は?
安心な白身
上記にも上げたようにスーパーには沢山の白身魚が売ってありますが、その中でも離乳食で初めて食べる場合はマダイやヒラメなどがおすすめです。
マダイやヒラメはお刺身として売ってあることも多く、お刺身は新鮮で骨もないので安心です。
注意したい白身魚
白身魚でも注意したいお魚はタラと鮭です。
タラと鮭は白身魚の中でもアレルギーを起こしやすいお魚なので、ほかのお魚に慣れてきた離乳食中期頃から慎重に与えましょう。
しかし、タラは消化も良く栄養のバランスも良いです。
タラにもいろいろありますが離乳食で使うときは「マダラ」を選びます。
アレルギーについて
アレルギーについては、どの食材に対しても絶対にアレルギーが起こらないという確証はありません。
ですので、離乳食を上げるときに初めての食材は「一口から」がお約束です。
それから徐々に量を増やしていきます。
そして、少しでもいつもと様子が違うようなら病院に行きましょう。
すぐに病院に行けるように午前中の病院が開いている時間に食べさせるということも大事です。
離乳食での白身魚の与え方
白身魚は熱湯で茹でるか電子レンジで加熱してから与えていきます。
熱湯で茹でる場合は、余分な塩分やアクを取ることができます。熱湯に入れ、身が中まで白くなったら、ザルなどに上げてしっかりと水気をふきます。
電子レンジの場合は耐熱皿に魚をのせ、大さじ1杯の水を振りかけてラップをし、30秒ほどチンして身が中まで白くなっていればOKです。
それから身をすり潰していきます。
潰すときにお湯や野菜スープで伸しばたほうが赤ちゃんが食べやすいです。
潰して伸ばした魚を野菜やお粥に混ぜて食べさせます。
まとめ
お魚の中には、私たちの血や肉となる良質なたんぱく質、その手助けをするビタミンB群がたくさん含まれています。
また、たんぱく質とビタミンB 群との相乗効果で、脳や神経、皮膚などを健康に保ったりします。
そして骨を丈夫にすることに欠かせないのがカルシウムですが、そのカルシウムは実はカルシウムだけ摂ってもあまり体には吸収されません。
そのカルシウムの吸収を助けてくれるのがビタミンDです。
お魚にはこんなにも優秀な栄養がたくさん含まれています。
ですから赤ちゃんはもちろん、成長期のお子さんにも積極的に取り入れていきたい食材ですね。
白身魚に慣れてきたら赤身魚も下ごしらえは同じなので、色々と離乳食のメニューの幅も広がりますね。
離乳食のためだけに大きい切り身を買うのはちょっと…というときは、お刺身を買ってください。
お刺身は小さく切ってあるので調理しやすいし、新鮮なので安心です。
スーパーで白身魚のお刺身を見かけたら、ぜひ挑戦してみてくださいね。