2023年の冬至はいつ?かぼちゃや小豆を食べる意味を、子供に教えよう

2023年の冬至はいつ?かぼちゃや小豆を食べる意味を、子供に教えよう

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「柚子湯は温まるうきー」 「最高うきー♥」

だんだん日の入りが早くなってきて、

夢中で遊んでいてふと気が付くと、すぐに真っ暗になってしまいますね。

夕方公園で、子供の「もう暗い~!」「帰らなきゃ~」と残念そうな声が飛び交います。

もう冬本番ですね。

そろそろ冬至でしょうか。

柚子湯が恋しくなってきます。

そういえば、今年の冬至は何日なのでしょう。

なぜ柚子湯に入ったり、カボチャを食べたりするのでしょうか。

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2023年の冬至はいつ?どうやって決めたの?

2023年の冬至は何月何日?

今年の冬至は

2023年12月22日(金)

冬至とは、北半球において太陽の位置が1年で最も低くなる日。つまり、日照時間が最も短くなる日を「冬至(とうじ)」といいます。

太陽が出ている時間が短いということは、日照時間が短いので、当然気温も早く下がります。そして、すぐに日が落ちて夜になります。

中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくることから陰が極まり再び陽にかえる日「一陽来復(いちようらいふく)」といって、冬至を境に運が向いてくると言われています。

みんなが上昇運に転じる日なのです!

冬至はどうやって決まるの?

冬至の日にちは、定気法 (ていきほう) という方法で計算されています。
これは、春分や秋分、立春の日など、季節の節目を24つに分けた、二十四節季(にじゅうしせっき)を割り出す方法。
冬至も二十四節気の一つで、実際の太陽の位置から特定の計算式によって、北半球で昼の時間が一番短くなる日が割り出されています。
年によって、冬至の日にちが 1~2 日前後することもあるそうです。

ちなみに、2019年は12月22日、2020年12月21日となっています。

このように毎年偉い人が決めるのではなく、「定気法」という計測方法で二十四節気を配置されるのですね。

冬至の日にゆず湯に入る意味は?

ゆず湯に入るのはなぜ?

柚子(ゆず)=「融通」がきく

冬至=「湯治」の語呂合わせと思われていましたが…

冬至の日にゆず湯に入ると風邪をひかない

と昔からの言い伝えがあります。もともとは、運を呼び込む前の厄払いをする為の禊に入られたそうです。

冬が旬の柚子は、香りが高く、邪気が起こらないという考えもあったようで

他にも柚子にはたくさんの効果があります。

実際に血行を促進して冷え性、腰痛を緩和したりを温めて風邪を予防するといった効果もあります。

さらにゆずの果皮や果汁にはトップクラスのビタミンCが含まれています。

ゆず湯にすることでビタミンCがお湯に溶けだす為、美肌効果があり

ゆずの精油はアロマテラピーにも利用されており、その香りはリラックス効果が

あるそうですよ。

柚子の効果・血行促進

・冷え性緩和

・体を温めて風邪予防

・クエン酸やビタミンCによる美肌効果

・リラックス効果

このように柚子には効果がいっぱいあり、元気に寒い冬を越す為に役立つのですね。

ゆず湯もいろいろです。

まるごと一個入れるところもあれば、輪切りにしたり、半分に切ったりと各家庭で違いますよ。

柚子は種が多く、後で片付けが大変なので、ガーゼで包んだり、布の袋などを利用したり工夫してみてくださいね。

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かぼちゃに小豆・・・冬至に食べると良い物

どうしてかぼちゃ食べるの?

寒さが厳しくなる冬はこれからが本番になっていくので、 栄養のあるものを食べて

寒い季節に備えようという習慣があります。

冬至に食べるものとして最も有名なかぼちゃは、栽培が比較的簡単だと

いわれています。

また、夏に収穫しても、冬まで保存できるものとして食材の少ない冬に

重宝されていました。

その上、栄養豊富ということもあり、冬至にかぼちゃを食べると、無事に

冬を越せるという言い伝えができていきました。

また、かぼちゃは風邪予防、中風、脳卒中予防、長生き、厄除け、運盛りに効くといわれてます。

その習わしが今も残り「冬至にかぼちゃを食べれば風邪予防になる」といわれてる由来です

確かにカボチャにはビタミンA、ビタミンE、ビタミンC、カルシウム、鉄分がバランスよく含まれていて、風邪予防、ガン予防、冷え性、体力回復、動脈硬化、貧血、老化予防と

たくさんの効果があります。

また、「運盛り(うんもり)」といってカボチャと共に「ん」の付く食べ物を縁起の良い食べ物としていました。

かぼちゃ南瓜(なんきん)とも呼びます

「ん」がつく運盛りのひとつなんです。

南瓜は、陰(北)から陽(南)へ向かうことを意味していたり夏の食べ物を冬に食べると陰の「気」を取り入れられるので縁起の良い大事な野菜だそうです

冬至の食べ物「ん」が2つ付く食べ物が運をあげる

「ん」が付く食べ物沢山ありますよね

その中でも冬至の日に食べると運を上げる食べ物は、「冬至の七種」といわれる食べ物です。


・南瓜(なんきん)・蓮根・人参・銀杏・金柑・寒天・饂飩(うどん)ウンドン

一見すると共通点は見つかりませんがよく見ると「ん」が2つ付いている食べ物です

つまり、「ん=(運)」のつく食べ物をお供えしていたということです。

「ん」が二つつかない食べ物で良いいわれていた食べ物は

「小豆」「こんにゃく」です

小豆は、赤色していますよね。この赤色が厄除け、魔除けに効くとされ古くから

食べられています。

元々は、中国で冬至の日に厄除けとして小豆粥を食べていたのが日本にも伝わり

「冬至の朝は小豆粥を食べると身体が温まり、病気もなく健康に過ごせる」

といわれ食べられていました。

地域によって食べ方は少し変わってきてますがその習わしが今でも続いています。

こんにゃくは、「砂下ろし」といわれ、身体の中の悪いものを出す為に食べられていました。

胃の中を掃除してくれる「胃のほうき」「腸の砂下ろし」とも言われ、

冬至の日に食べることが広がりこんにゃくが食べられるようになりました。

経験を知っての知恵ですが、昔の人って凄いですね。

冬至を子供に分かりやすく説明するには?

ママ、冬至ってなに?

子供から聞かれたら、どうやって答えますか?

子供って、不意打ちのような質問が飛んできますよね。

幼稚園などで、季節のお話をするみたいなんです。

さっそく親御さんも事前に勉強しておきましょう!

今回は、冬至の意味や由来を調べてみます。

こどもに説明するなら、

日の長さの話を中心に夏と比較しながら話すのがオススメです。

冬至とは対照的に、夏至は日の長さが最も長くなる日です。

夜が早く明けて日が遅く暮れる日なので、

どんなに朝早く起きても空が明るくなっています。

「ずっと空が明るい = いっぱい遊べる」

と考えて喜ぶ子どもも多いですよね。

反対に、日照時間が短い日は

「すぐ暗くなる = 遊ぶ時間が少ない」

と考えてしょんぼりするこどももいます。

ずっと空が明るい = いっぱい遊べる

すぐ暗くなる = 遊ぶ時間が少ない

と考える子どもが多いと思います。

小さいお子様には、

「今日は1番お日様が元気がない日なの。

でも明日からだんだんお日様が元気になってきて、

お昼が長くなるんだよ。

ちょっとずつ遊べる時間が増えるね」

で分かりやすいと思います。

ある程度話が聞いていられるお子様に伝えるなら、

「夏は夜7時になっても明るかったよね。

でも今は4時になったら真っ暗。

冬至は夏と反対にお日様が1番元気がない日なんだよ。

でも明日からはちょっとずつ元気になって春が近づいてくるんだよ」

と伝えるといいでしょう。

最も日が短い日、という冬至の基本をイメージしやすくなります。

お子様の年齢、個性に合わせて話してみてくださいね。

まとめ

今回は、「冬至」に、ついて色々お話させて頂きました。

冬至の意味は「日照時間が一年で最も短い」ということ!

日本には、いろいろな行事があります。子どもにわかりやすく伝えていきたいですね!

かぼちゃを食べてゆず湯に入り運が向いてくるよう願いたいです。

これから益々寒くなりますが、元気に冬を越していきましょう!

子供は風の子雪の子元気な子!

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