先日、やってしまいました。
ベランダで飲んだビールの空き缶を片付けし忘れていたんです。
そしたら、コバエが発生!
ホント、コバエってすぐに集まってきますよね。
夏場はとくに、気をつけなければ。
反省したので、これを機会にコバエ対策について調べてみました。
まず、発生源を絶つ!
コバエというのは、小さいハエの総称で、好む場所は種類によって若干違います。
ショウジョウバエ → 生ゴミや腐った果実
ノミバエ → 腐った植物やゴミ
キノコバエ → 腐った植物、腐葉土
チョウバエ → 湿地 池
コバエの中でも、一般によく見られるのがショウジョウバエ。
そこで家庭では、ショウジョウバエが好きな生ゴミの処理に気を付けることが大切です。
三角コーナーのゴミや流しのトラップに溜まる食品くずは小まめに処理すること。
すぐにコバエに気づかれてしまいますよ。
そして生ゴミは臭いが漏れないようにきっちり密封しましょう。
キッチン以外では、お風呂やトイレ、洗濯機まわり、植木鉢の受け皿などが発生源になる場合もあります。
水まわりは常に清潔を心がけておきたいですね。
赤ちゃんに優しい手作り対策
コバエ退治の殺虫剤や虫よけスプレーは様々なタイプが市販されています。
でも、とくに赤ちゃんがいるご家庭などでの使用は心配。
そこで、市販のもの以外の安心安全なコバエ対策方法をご紹介します。
ハーブでコバエを寄せ付けない
殺虫効果はありませんが、寄せ付けない効果が期待できます。
コバエが嫌うハーブには次のようなものがあります。
・タイム
・ローズマリー
・ペパーミント
・ラベンダー
・ニーム
これらを観葉植物として飾っておくと、部屋の虫よけになります。
見た目もおしゃれですよね。
ハーブの香りは乾燥させても強く残るので、ポプリにしてもいいでしょう。
風通しの良いところで、しっかり乾燥させればOK。
アロマでコバエを寄せ付けない
コバエが嫌うアロマには次のようなものがあります。
・ラベンダー
・レモン
・ローズマリー
・ユーカリ
・ゼラニウム
・シトロネラ
アロマディフューザーなどでお部屋に香りを広げるとよいでしょう。
いい香りで気分もリフレッシュ。
虫よけのためにやってるなんて忘れてしまいそうですね。
アロマオイルは本来、100%天然植物由来のエッセンスですが、安価に売られているものの中には、人口香料が入っているものもあります。
その場合、虫よけ効果がないこともあるので、品質には注意してください。
めんつゆトラップ
コバエをおびき寄せて溺死させてしまおうというこの「めんつゆトラップ」。
どこのご家庭にでもある材料で簡単にできてしまうので、試してみる価値大ですね。
材料
・めんつゆ 適量
・水 適量
・食器用洗剤 数滴
材料をすべて混ぜるだけで出来上がり。
コバエの来そうなところに置いておきます。
効果はすぐには現れないこともあるので、数日間おいて様子をみましょう。
めんつゆの香りに誘われたコバエが寄ってきます。
普通だと、コバエが溺れることはないのですが、トラップには洗剤が入っています。
コバエの呼吸器は口ではなく、お腹あたりにある気門という穴。
通常、コバエの身体は油分に覆われていて水をはじくのですが、洗剤の作用ではじくことができず、気門が塞がれて呼吸ができなくなるのです。
注意点としては、手軽にできる駆除方法ですが、効果は一時的なものだということ。
発生源を絶たなければ、イタチごっこになってしまいます。
また、めんつゆトラップはショウジョウバエには効く方法ですが、他の種類のコバエは反応がないようです。
トラップに手が届かないように気を付けて
赤ちゃんにとって安心できるコバエ対策をご紹介しましたが、少し大きくなってはいはいやよちちょち歩きをし始めたら注意が必要です。
この時期の赤ちゃんは、とっても好奇心旺盛。
目についたものは何でも触ったり口に入れたりするものだと思っていたほうがいいですよ。
そうなると、家の中には危険がいっぱい。
めんつゆトラップについても然り。
いくら害のない材料で作ったといっても、コバエが浮いためんつゆを子どもが口に入れてしまったら…考えただけでも恐ろしいですね。
はいはいやよちよち歩きのお子さんがいるお家は、子どもの手が届かない場所に設置しましょう。
最後に
コバエを発生させないためには、ゴミ処理の仕方などに気を付けで清潔を保つことが第一。
もし発生してしまったり、周囲から入ってくるのなら、ハーブやアロマで寄せ付けない方法や、めんつゆトラップなどで対処。
簡単にできる方法なので、困っていたら試してみてくださいね。
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