日本人にとって桜は、お花見という言葉があるくらい特別な花ですね。
お花見=「お花を見る」だけなら、本来どの花でもいいはず。
昔聞いた話では、「美しく咲いて美しいまま散る、その潔さが武士道に通じる」そうです。
うん、何となくわかります。
そんな日本人にとって特別な「お花見」。
家族で楽しまれる姿もよく見ますね。
でも、屋外での行事なだけあって、小さなお子さん、特に赤ちゃん連れにはちょっとハードルが高いようです。
そこで今回は赤ちゃんを連れての楽しいお花見について、まとめてみました。
赤ちゃんとお花見、いつから大丈夫?
生まれたばかりの赤ちゃんは、免疫が弱いですね。
お母さんもなかなか体調が整わないので、しばらくは外出自体がお預けです。
お散歩がてらのお花見ができるころ
外気浴が推奨されるのが生後2か月ごろから。
赤ちゃんの様子を見ながら元気そうであれば、ちょっとお散歩がてら桜を見に行く、くらいのお花見が良いですね。
外の空気を吸いながらピンクの花を見るだけでも十分楽しめますよ。
出産後で外出がままならないお母さんのリフレッシュにもなりますね。
ちょっとだけ遠方でお花見ができるころ
4か月を過ぎると、車で多少の遠距離の移動もできるようになってきます。
遠出ができるので、いつもとは違う土手や山へ桜を見に行くこともできますよ。
ただし、まだ免疫が弱かったり、突然ぐずりだして周りの人に迷惑をかける心配もあるので、人込みは避けましょう。
上のきょうだいがいるようであれば、遊具のある公園などお勧めです。
遊具のある公園には小さいお子さん連れの家族も多いので、にぎやかです。
気を遣うことも少なくて気楽に行けますね。
1歳を過ぎると赤ちゃんの体力的な心配などは減りますが、こんどは赤ちゃんが騒いだり歩きまわって他の人に迷惑かけることも。
小さい子がいる間は人が少ない場所を選んでゆったりとしたお花見を楽しみましょう。
お花見中のオムツ替えはどうする?
赤ちゃん連れの、屋外での悩みの1番はやはりおむつではないでしょうか?
赤ちゃん連れの場合は、どこに遊びに行くにしろ常にトイレの位置は確認するようにしましょう。
レジャーシートは、トイレからなるべく近いところに敷くと便利ですよ。
お花見の時期はまだまだ寒いので、おむつが濡れるとおなか周りが冷えてしまいます。
すぐに交換できる場所の近くが良いですね。
トイレによってはおむつの交換台が無いなど、交換が難しいところもあります。
我が家ではそんな時、車のシートにおむつ交換用の布を敷いて交換していました。
他の荷物を考えても、駐車場からお花見の場所までが近いのも、色々便利ですよ。
ところで、口コミを見ていると
お互い様なので別に気にならない。」
というおおらかなコメントがありました。いや、おおらかすぎかも…
おむつ交換を不快に思う人も、きっと中にはいると思います。
特にお花見は食べたり飲んだりする場でもありますから、トイレや車中など、場所を確保してお互いに楽しい時間を過ごすように心がけましょう。
赤ちゃん連れのお花見、持ち物リスト
お花見に欠かせない、赤ちゃんのための持ち物をまとめてみました。
おむつ(いつもより2,3枚多めに)
おしりふき
ビニール袋 おむつの数×2~3枚(使用済みおむつ用。おつむは基本的に持ち帰ります。)
ハンカチ・ティッシュ
おむつ替えシート
防寒着
ミルクや水分・お菓子
授乳ケープ・または大判ストールやバスタオル (授乳の他、防寒にも使用できます)
赤ちゃん連れは荷物が本当に多くなりますが、両手がなるべくフリーになる方がいいのでリュックが便利ですよ。
私も大小のリュックを使い分けていました。
まとめ
1年に1度のお花見。
マナーを守って楽しんでください。
そしてあくまでも赤ちゃんの体調を第一に考え、調子の悪いときは行かない、行ってぐずればすぐに帰ることを忘れないでください。
あくまでも無理せず、お花見を楽しんでくださいね!
赤ちゃんの頃から、毎年美しい桜を観て、日本人としての感性が育つのかもしれません…。