愛犬を車に乗せる時の法律は?助手席や窓から顔を出すのは違反?

愛犬を車に乗せる時の法律は?助手席や窓から顔を出すのは違反?

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愛犬とドライブ♪楽しいけれど…

夏の暑さも日に日に和らぎ、朝方と夜は過ごしやすくなってきましたね。

もう秋はすぐそこです。

秋は行楽シーズンのため、車で家族みんなで遠出をする方も多いのではありませんか?

最近ではペット可のホテルや旅館、施設も増えてきて、

愛犬を連れて遠出をするなんてこともありますよね。

そんな時、車に愛犬を乗せる際に注意しないといけないことがあるのはご存知でしょうか?

これを守らないと、最悪の場合、逮捕されることもあります。

そうなれば、せっかくの楽しい遠出も台無しです。

今回は、そんなことにならないように、

愛犬と車に乗る時に気を付けてほしいことをまとめてみました!

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愛犬を乗車させる際の法律上やってはいけない事

まず、これを守らないと逮捕されてしまうというものからご紹介します。

よく皆さんも見かけたことがあると思うのですが、

・愛犬を膝の上に乗せて運転する。

・車の窓から愛犬の顔を出したまま走行する。

この2点です。

愛犬を膝の上に乗せて運転する

この行為は、道路交通法第55条の2項に違反します。

どんな違反になるのかというと

運転手の視野が狭くなったり

ハンドルや運転席の周辺にある装置を使うことの邪魔になったりする

ということです。

確かに、愛犬が大きいと前を見る視野が狭くなりますよね。

そして、ずっとじっとしていてくれるわけでもありません。

いつ興奮してはしゃぐかもしれません。

そのため、危険ですよと言われている行為なのです。

もし愛犬を膝の上に乗せたまま運転した場合は、

違反点数1点で罰金6,000円です。

車の窓から愛犬の顔を出したまま走行する

この行為は、道路交通法第70条に違反します。

どんな違反になるかというと

運転手はハンドルやブレーキなどの装置をしっかり操作できなくなったり

他のドライバーにも邪魔になってしまう

ということです。

例えば、隣を走っている車の窓から、急にワンちゃんが登場したら

一瞬でも、視線を奪われますよね。

ワンちゃんを乗せている車の運転手は、動揺しないかもしれませんが

それを見た隣を走っている運転手は、動揺してしまいます。

そのため、道路交通法で違反とされている行為なのです。

もし、車の窓から愛犬の顔を出したまま走行した場合は、

違反点数2点で罰金9,000円です。

違反ではないけど危険な行為

次に道路交通法に違反はしていないが、やめた方がいいという行為です。

それがこちらです。

・愛犬を助手席に座らせたまま運転すること

・車内で放し飼いにしておくこと

実は、助手席は交通事故が起きた場合に、1番死亡率が高くなる場所なのです。

そこにシートベルトをしていない愛犬を乗せていたら、一体どうなるでしょうか?

想像するだけでも恐ろしいですよね。

また、車内で放し飼い状態にすることも危険です。

運転上、やむを得ず、急停止・急発進することもあります。

人間であれば、踏ん張れたとしても

特に小型犬の場合は、その勢いでフロントガラスに激突してしまう可能性もあります。

また、窓を開けていた場合、窓から飛び出す危険もあります。

以上2つの行為は、違反ではないですが

愛犬の命を守りたい方は絶対にしない方がいい行為です。

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愛犬と安全にドライブするために

では、愛犬も含めた車に乗っている人と、周囲を走行している車に乗っている人全員が

安全にドライブする方法は、どんなものがあるのでしょうか?

1番おすすめしたいのが「クレートやキャリーバッグに入れる」ことです。

クレートとは、持ち運びのできるケージのようなものです。

キャリーバッグは、犬が中に入ることができるバッグのことです。

愛犬をクレートやキャリーバッグに入れ、それごとシートベルトを付けます。

そうすると、愛犬が飛び出す心配はありません。

そして次にお勧めしたいのが、ワンちゃん用のシートベルトです。

これは見た目はハーネスのようで胴体に巻きつけるものです。

それを後部座席のシートにつなぐことで、ワンちゃん用のシートベルトになります。

しかし、ハーネスは足に通して装着するため、足の短い犬種だと

ハーネスが脱げてしまうこともあります。

そのため、コーギーやダックスフントに装着する場合は、

きちんとサイズを調節してからにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

愛犬とドライブする時に気を付けてほしいことはお分かりいただけましたか?

今回のように交通事故にあわないように対策をすることはもちろん大事ですが、

他にも「車内温度」に気をつけてください。

犬は体を毛で覆われているため、人間が感じている温度以上の体感温度です。

そのため、ワンちゃんが乗っている座席はどれくらい冷房が効いているのか、

また冷房が直接あたり過ぎていないかなども確認しましょう。

せっかく目的地に安全に着いたのに、愛犬を車から降ろすと体調が悪そうだ。

なんてことにならないように、健康面も気をつかって楽しいお出かけにしてください!

「じゃあ上に乗るのは?」「ダメ!」

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