海水浴をするときに、ほとんどの人が着ている水着とラッシュガード。
海水浴を楽しむのには必須アイテムですよね。
しかし、この必須アイテムを、去年片付けたものを今年も着ようとした時に
黒いブツブツがついているのを見たことはありませんか?
また、洗濯して干した後に、同様の黒いブツブツを見たことがありませんか?
実はこれは砂浜の砂なのです。
水着やラッシュガードの繊維の中に入った砂は、なかなか簡単には落ちないのです。
今回はそんなお悩みを解決するために
砂が水着やラッシュガードに入ってしまう仕組みから砂の取り方まで
詳しくまとめてみました!
水着やラッシュガードの砂はなぜ取りにくい?
水着やラッシュガードは水を弾いてくれているので、
砂も弾いてくれそうですが、そんなことありませんよね?
シャワーでサッと流した程度では、まだ砂が残っています。
水着やラッシュガードの砂がなかなか取れないのは、一体どうしてなのでしょうか?
水着やラッシュガードは、日焼け防止はもちろんですが、
さらに肌を守ることを目的に作られています。
そのため繊維が粗いと、怪我をしてしまう可能性が高くなるので
水着もラッシュガードも細かい繊維で作られています。
それが水着やラッシュガードの強みである一方、弱みでもあり
細かい砂が入ってしまうと、しっかりと絡み合って取りにくくなってしまうのです。
洗い方
海水のベタベタした感じを落とすのは、サッとシャワーを浴びたら取れますが、
細かい繊維の中に入った細かい砂を取るのは、そう簡単にはいきません。
シャワーで流して、普通に洗濯するだけでは、まだ少し残ってしまいます。
そこでおすすめしたい洗い方が「揺すり洗い」です!
名前の通り、揺すって洗うので「揺すり洗い」と名付けました。笑
やり方は簡単です。洗面器や浴槽にお湯か水をためます。
そこに水着やラッシュガードを投入します。
その後は、繊維を広げるように引っ張って、水中で揺すります。
ポイントとしては、ゴシゴシしないことです!
ゴシゴシしてしまうと、どんどん繊維の中に砂を入れてしまうので、
イメージとしては、揺すったり軽くもんだりして、砂を出す感じです。
この工程が終わったら、洗濯機に入れて洗いましょう。
洗濯機での洗い方は、水着やラッシュガードに付いているタグを確認してください。
砂の取り方3選!
水着やラッシュガードの繊維に入った砂を1番効率よく出せるのは、「乾いた時」なのです!
そこで次に、水着やラッシュガードを洗って干した後、
それでも砂が残っていた場合の取り方を3パターンご紹介します。
1.手を使う
2.コロコロを使う
3.掃除機を使う
手を使う
水着やラッシュガードを吊るし、手でパンパンと叩きます。
細かいところをする時は、デコピンをするみたいに指で弾いてみましょう。
しかし、この方法だと手で叩いた先や、指で弾いた先に砂が落ちてしまうので
ベランダでやることをおすすめします。
コロコロを使う
絨毯やカーペットをお掃除する時に使う、コロコロがありますよね?
それを使って、乾いた水着やラッシュガードの上をコロコロします。
なるべく粘着力が強い方が、よく取れます。
しかし、その場合は繊維も伸びてしまうので、細かくコロコロをしていきましょう。
掃除機を使う
コロコロを使っても落ちない場合は、掃除機を使ってみましょう。
水着やラッシュガードを軽く引っ張って持ってもらい、
掃除機のヘッドを取って短くしかけます。
こうすることで、下に砂も落ちずに取ることができます。
しかし、この方法だと水着やラッシュガード自体を吸引してしまう可能性があります。
もし吸引してしまって引っ張られると、繊維が伸びてしまうので
持ってもらう人にしっかり広げてもらい吸い込まれないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
水着やラッシュガードの細かい繊維に入ってしまった砂の取り方は
お分かりいただけましたでしょうか?
我が家では掃除機で吸う方法を取り入れています。
お恥ずかしいですが、洗濯した水着もラッシュガードももう一度着て
身に付けた状態で掃除機をかけています。
これがなかなか盛り上がるんです。笑
また、砂がかための砂浜に遊びに行ったときは、
揺すり洗いの後に、いらなくなった歯ブラシで掻き出しています。
やわらかめの歯ブラシで優しく掻き出すのがポイントです。
せっかく買った水着とラッシュガード。
ちゃんとケアをして、大切に長く使いたいものですね。
あわせてこちらもどうぞ