キレイにデコレートしたホールケーキ、見るだけでうれしくなりますよね?
私はお菓子では、甘いものよりもお酒のつまみのようなスナック系の方が好きなので特に興味はなかったのですが、子供が物心ついたときあたりから、誕生日ケーキを要求されるようになりました。
きれいにデコレーションされたケーキに、「おたんじょうびおめでとう」と書かれたプレートを見て興奮する娘たち。
喜んでくれるので、こちらもうれしいです。
そんなデコレーションケーキですが、私はいつも車で買いに行きます。
先日もケーキ屋さんへ車で行ったのですが、先に来てきたお客さんがデコレーションケーキを受け取り店を出て、なんとケーキ片手に自転車でさっそうと去っていったのです。
なんというバランス。
ということで今回は、あのお客さんのように自転車などでケーキ屋さんへ行っても大丈夫なものか?ついて調べてみました。
崩れやすいケーキを崩れにくくする方法、ポイントは温度
バターケーキやプレーンのチーズケーキ、ガトーショコラなど、特にデコレーションがしていないケーキは、ひっくり返さない限り、持ち運ぶことはさほど難しくないと思うのです。
でも、フルーツがきれいに飾られていたり、生クリームが美しくデコレートしてあったりすると、少しの傾きでも運が悪ければ形が崩れてしまうことがあります。
キレイを保つポイントは温度のようです。
実は生クリームは10度より温度が高くなると溶けてしまいます。
溶けるとデコレーションが崩れるので、生クリームを冷やしておくことは美しいデコレーションを保つために絶対必要なのです。
そこで、ケーキが温まってデコレーションが崩れないための工夫を紹介します。
透明フィルムをまく
ケーキ屋さんのケーキを思い浮かべてください。透明なフィルムが側面に巻かれていますよね?
私は、ほかのケーキをよごさないためのカバーだと思っていたら、違う理由で巻かれていたようです。 あの透明フィルムは、温度をあげないための工夫です。
フィルムは100円均一などでも売っています。
お家で作ったケーキでも頑張ってデコレーションをしたあとはぜひフィルムで巻いてください。
ちょっと売り物っぽく見えるし、温度も上がりにくい。良いですよ。
冷凍する
生クリームは冷凍しても美味しさが損なわれにくいです。
そのためケーキカバーや大きめのタッパーに入れて冷凍してしまえば、持ち運んでいる間も固まっているので形が崩れることがありません。
フルーツは冷凍に適さないこともあるので、持ち運んだ先で改めて飾る方がいいようですよ。
ケーキを崩さずに自転車やバイクで運ぶ方法とは!
実際持ち歩く場合は、どんな工夫をすればいいのでしょうか。
まず、ケーキの入る箱や袋が必要です。
ケーキ屋さんならしっかりと梱包してもらえますね。
ご家庭で作ったケーキの場合は、100円均一にもケーキ用の箱が売っているので利用されると良いです。
袋は、底の広いものを用意しましょう。
風呂敷などで包み込んでしまってもいいですね。
自転車で運ぶ場合
自転車のカゴに入れることは止めた方がよさそうです。
カゴに真直ぐ入れたつもりでも、自転車は結構揺れます。
高低差のある段に乗り上げた際に箱が横を向いてしまうこともあります。
そうなると悲惨です。
カゴとケーキの間に緩衝材を入れてもあまり効果はないです。
私が以前見た、自転車でケーキを買って帰った強者は、実は片手運転をされていました。
あれなら運べるかと思いますが、道はいろんな人が通る場所。
何が起こるかわからないので運転は両手ですべきですね。
では、自転車で運ぶ方法は無いのでしょうか。
夫に聞いてみると、「蕎麦屋の出前方式で運べばいい」と言われました。
蕎麦屋の出前のバイクは、蕎麦を吊るして運んでいます。
下を固定するより、上から吊るした方が中身は安定するそうです。
(ちょっと欲しいですけどね……)
そこで、お勧めするのは「ハンドルにぶら下げる方法」です。
ハンドルに吊り下げながら、なるべく振動しないように運転してください。
意外と大丈夫だそうです。
バイクで運ぶ場合
そういえば私は昔、原付でホールケーキを買って帰ったことがありました。
しかも無傷で。
原付には、足元にスペースがあります。
そこに置いて、足で挟んで無事持ち帰りました。
足で固定したのが良かったのでしょうか、この方法なら運べます。
ですが、ケーキを足蹴にすることになるので、抵抗ある人もいるかもしれませんね。
バイクでも、ハンドルに吊るして運ぶといいかもしれません。
まとめ
ケーキはイベントで利用されることが多いので、ぜひきれいなままで運びたいですね。
そのためにも低い温度を保つ工夫と、できれば丁寧に車や歩きで運びたいです。
でも自転車やバイクで運びたい場合は、ハンドルに吊り下げる方法をお試しください。