小学生がランドセルにつけている防犯ブザーが爆発する!という衝撃的なニュースを観ました。
その爆発する防犯ブザーの画像を見ると、うちの子供達が付けている防犯ブザーと同じものではないですか!
毎日ランドセルに付けて登校しているのですが、どうすればいいのでしょう。
爆発するのは防犯ブザーの電池
問題の防犯ブザーは、四角く黄色い物で、うちの子供達が小学生になるときに学校から配られた物です。
一般的な商品なので、全国多くの学校で配布されていることと思われます。
国民健康センターが電池の消耗テストをしました。
同商品10個のブザーを鳴らし続けるというものです。
結果、1~2日で10個中2個の防犯ブザーが吹っ飛びました。
原因は、防犯ブザー本体ではなく中に入っていた電池です。
電池が長時間の使用に耐え切れずに破裂し、すごい勢いで本体やふたを飛ばしました。
この防犯ブザーは、普通ランドセルの肩紐前面に取り付けます。
位置としては、子供の内臓付近です。
とても危険だと感じました。
今回忘れてはならないのが、防犯ブザー本体が不良品なのではなく、中に入っている電池が犯人です。
新入生の時、学校で配られるので何も考えずに一度使い方を子供と確認してから、ずっとランドセルに付けっぱなしです。
中の電池のことなど何も考えていませんでした。
電池のロット番号
問題の乾電池は中国製の単4形です。
表面に「Vinnic」という文字・ロット番号「12-2020」が書かれていますので、防犯ブザーを持たせている親御さんも確認してみてください。
出荷時期は、2016年2月~2017年4月です。
時期的に、今年の2年生と3年生が危ないのではないかと思います。
ただ、破裂したのが上記のものだったというだけで、別の時期に出荷されたりロット番号が違うからと完全に安心しないほうが良いと思われます。
これを機会に、新しい電池に交換したほうが良いでしょう。
防犯ブザーの電池寿命
防犯ブザーの電池を交換したことありますか?
実は、防犯ブザーの電池の寿命は、結構短いそうです。
買ってから6か月で鳴らなくなってしまうこともあるとか。
何もなければ鳴らさない物ですから、電池が切れているかどうか普段確かめることもしません。
統計でも、75%の保護者が電池の交換をしていなく、47%がブザーが鳴るかどうか点検していなかったそうです。
小学生が使っている防犯ブザーの半数近くが回路や電池の劣化で使用できなくなっていて、そのことに気が付かないままランドセルにつけているようです。
防犯ブザーがあるからいざという時に安心だと思っていても、点検しないとその「いざという時」が来た時に使えないということですね。
通学途中の小学生がちょくちょく防犯ブザーを鳴らしています。
正直「またか…」と思ってしまいますが、一応何かあったのかもしれないと思い、そちらを注視します。
今度から「またか…」と同時に「防犯ブザーちゃんと機能している!」と思うことにします。
防犯ブザーの種類
今回、電池が破裂した防犯ブザーは一般的な黄色いブザーでした。
小学校に入学したときに、学校から配られた物です。
もちろん、うちの子が持っているブザーも同じ物です。
この製品が悪いのではなく、中に入っていた電池が不良だったので、それはお間違え無く。
この防犯ブザー自体はシンプルで良い物だと思います。
インターネットで調べてみたらオシャレで可愛い防犯ブザーがいっぱい売っています。
LEDライトが付いてたり、USBで充電できるなど、防犯ブザーも進化していますね。
値段も1,000円前後ですので、子供が気に入ったものを買いなおしてもいいなと思いました。
まとめ
毎日ランドセルに付けている防犯ブザー。
危険な時のために付けているのに、防犯ブザーそのものが危険になるなんて考えもしませんでした。
電池も、自分で購入するときは日本製しか選びませんが、最初から製品に入っているものまではチェックしたことはありませんでした。
子供が毎日身に付けるものですから、もっと考えなくてはいけないと思いました。