夏祭りに行くと必ずといっていいほど、金魚すくいがありますよね!
わたしも小さい頃によく金魚すくいをしたいと母親にせがんだ記憶があります。
そんな夏には良く家に現れる金魚が、実はメダカを食べるかもしれないのです!!
今回は、そんな金魚とメダカ事情について調べてみました!
金魚はメダカを食べる?
家で魚を飼う時に、いろいろな種類が思い浮かぶと思いますが、
金魚やメダカというのは、馴染みの多い魚のトップ2ではないでしょうか?
金魚はお祭りにいった時に金魚すくいで手に入れることができますし、
メダカは川に遊びに行くと目にする確率も割と高いです。
しかし、そんな2種類の魚を一緒の水槽で飼うことは、とても危険なんです!
なにが危険かというと…
金魚がメダカを食べてしまう可能性があるのです!!
驚きですよね!!金魚に対するイメージが変わります。
実は、金魚は肉食性が強い魚なんです。
しかし、基本的には、金魚がメダカを食べることは、滅多にありません。
ただ、金魚の餌が不十分で、金魚を空腹の状態にしてしまうと
メダカを食べてしまうことがあるのです。
混泳は可能?
では、金魚とメダカをどんな条件でも一緒に水槽で飼うことは無理なのでしょうか?
そんなことはありません。
今からお伝えする3つの条件を守ってもらえば、一緒の水槽で飼うことはできます。
1.餌をあげるときは、金魚が先
2.メダカが隠れられる場所を作る
3.大きい水槽を用意する
餌をあげるときは、金魚が先
先程もお伝えしましたが、
金魚がお腹を空かしていると、メダカを食べてしまう可能性がぐっと高くなります。
なので、お腹を好かないようにするのを1番に考えましょう!
そのためには、餌をあげるときに、まず金魚から餌をあげ、
お腹を満腹になったときに、メダカに餌をあげます。
実は、金魚には金魚用の餌があり、メダカにはメダカ用の餌があるのです。
金魚の餌は大きいので、メダカが食べる心配はないのですが、
メダカの餌は金魚も食べることがあります。
メダカの餌をすべて、金魚に食べ尽くされないために、
少し多めに餌をあげることをおすすめします。
メダカが隠れられる場所を作る
金魚は餌を食べると、どんどん大きくなっていきます。
最大20cm以上の大きさになる場合もあります。
しかし、メダカの大きさにはある程度の限界があります。
せいぜい4〜5cmくらいの大きさです。
なので、金魚はメダカをミジンコだと勘違いして食べてしまうのです。
また、食べられなかったとしても、メダカは常に金魚に追われることになるので
相当なストレスが溜まってしまいます。
わたしたちも、常に誰かに追われていたら、相当なストレスですよね!
そのストレスを軽減させるためと、メダカが食べられるのを防ぐために
水槽の中にメダカが隠れられる場所を作ってあげましょう。
例えば、水草を用意したり
メダカしか入ることのできない小さい入口の場所を作ったりということです。
そうすると、メダカももし金魚に追われても、そこに逃げ込んだら大丈夫というわけです。
大きい水槽を用意する
金魚もメダカも、大きさに違いはあっても、成長するとどんどん体は大きくなります。
なので、水槽を小さいものにしてしまうと、
水槽内を自由に泳ぎ回ることができずに、ストレスが溜まってしまいます。
そうすると、そのストレスで小さいメダカが弱ってしまい、
泳ぎのスピードが遅くなってしまいます。
そうするとどうでしょう?
金魚に追われても、俊敏に逃げることができず、
せっかく用意したメダカの隠れ家に到着する前に金魚に食べられてしまうかもしれません…。
ではどれくらいの大きさが必要かというと、
魚の体長1cmに対して、1リットルの水が必要だと言われています。
魚の大きさに合わせて、それだけの水が入るような大きさの水槽を用意してください。
金魚とメダカ、どちらが飼いやすい?
どちらも手に入れやすい魚ですが、飼う場合はどちらが飼いやすいのでしょうか?
実は、片方が圧倒的に飼いやすい!ということはないのです。
どちらにも良い点と悪い点があるのです。
なので、実際に飼う人によって、飼いやすさは変わってくるのです。
では、それぞれの良い点と悪い点をみていきましょう!
金魚
金魚の良い点は、なんといっても丈夫なところです!
なんと金魚の平均寿命は、10〜15年もあります。
ちなみにメダカの平均寿命は、1〜2年といったところです。
数字を見ると圧倒的に金魚の方が、丈夫なのがわかりますよね!
悪い点は、水槽がすぐ汚くなってしまうところです。
金魚は、たくさん餌を食べるので、それだけフンをします。
そのフンによって水槽が汚れてしまうのです。
そのため水槽の掃除を、大体1ヶ月に1回のペースで行うことがおすすめです。
さらに言うと、金魚の水槽の掃除は1回で3日間かかります。
1日目に水槽内の器具の掃除をして
2日目に砂利の掃除をして
3日目に水を換えるのです。
ちょっと面倒な感じもしますが、これをちゃんとできたら長生きしてくれます!
メダカ
メダカの良い点は、コンパクトな水槽で飼育できるところです!
大きい水槽を置く場所がない人にはおすすめです!
さらに、水槽が小さいとそれだけ、水槽のお掃除や水質の管理がしやすいです。
そして金魚に比べて、餌を食べる量も少ないため、水質が汚れるのもそれほど早くありません。
掃除をする頻度は、一週間に1回程度と多めですが、
全部水を換えずに、3分の1程度の水を換えるだけなんです!
悪い点は、病気になりやすいところです。
体が小さいので、周りの些細な変化によって病気にかかることがあります。
例えば、餌を与えすぎてしまうと、食べ残した餌が水質を悪くしてしまい
それが原因で死んでしまうこともあります。
小さくてかわいい反面、些細な環境の変化に気を付けなければなりません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
金魚とメダカの関係はお分かりいただけたでしょうか?
基本的には、金魚とメダカを一緒に飼うことはできますが
その際に3つの条件に気をつける必要がありましたね?
餌は金魚が先で、
メダカの逃げ場を作って、
2匹ともスイスイ泳げる広さの水槽を用意することです!
命を育てる経験はそう多くありません。
だからこそ、生き物を飼うときには、大切にしていきたいものです。
メダカでなくて人を襲う渋谷金魚。ホラー漫画です。
amazonの「なか見!検索」で丸々一話読めます。太っ腹。
このマンガ読んで金魚が怖くなった人が結構いますので注意!
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