日本は本当に自然災害が多いですよね。
しかも、年々増えているのではと感じます。
みなさんの防災意識も高まっているのではないでしょうか?
日ごろから、災害に備えている方も多いと思います。
一口に災害といっても、いろいろありますよね。
季節によっては、特別な準備が必要になります。
この時期、もう一度確認しておきたいのが、大雪で停電になったときの対策です。
いざというときのために、一緒に勉強しておきましょう。
なぜ雪で停電が起こる?
電気は、電線を通って各家庭に運ばれていますよね。
この電線が切れたり、ショートしたりすることが大雪時の停電の一番の原因です。
日本には、水分を多く含んだ重い雪が降ります。
その雪が電線に付着し、大量に降り続けると、どんどん膨らんでいきます。
直径10~20cmほどまで降り積もった雪の重みに電線が耐えられなくなるというわけです。
その上、大陸からは強い風が吹き込んできます。
雪が付着した電線に風が吹きつけると、上下に大きく揺れる現象が起きます。
これも電線が切れてしまう原因になります。
その他、雪の重みで付近の木などが倒れて電柱を壊したり、積雪による送電電圧が低下したりといったトラブルで停電になるケースもあります。
冬に停電すると何が困る?
冬の停電といえば、何といっても困るのが寒さですよね。
当たり前のようですが、場合によっては命にさえ係わります。
特に、お年寄りや小さいお子さんがいるご家庭にとっては深刻な問題でしょう。
エアコン、ファンヒーター、床暖房、電気ストーブ、こたつ・・・
電気がエネルギー源の暖房器具はたくさんありますよね。
それが全部使えなくなるのです。
実は、我が家もオール電化住宅。
雪の日に電気が使えなかったら、非常に困ります。
これを書きながら、もしもに備えて準備をしなければと切実に思いました。
停電する前の備えは?
では、備えるべきものを一緒に確認しましょう。
一般的な停電時の防災グッズについて
寒さ対策の前に、まずは一般的な停電時防災グッズの確認です。
・明かりの確保
懐中電灯など
・情報の確保
ラジオ、携帯充電ツールなど
・食料の確保
このような季節を問わない備えは日ごろからできているでしょうか。
食料などは古くなっていくので、定期的な見直しも大事ですね。
オール電化の我が家の場合は、調理も出来なくなってしまうので、停電時はカセットコンロが頼りになります。
特に寒いときは、温かいものが食べられると身体にも心にもいいですからね。
寒さ対策グッズについて
ご家庭で電気以外の暖房器具をお使いでしょうか?
当然ながら、電気を使っていなければ停電時にも変わらず使えます。
一般家庭でも昔からよく使われているものに石油ストーブがありますね。
同じ灯油を使う暖房器具でも、石油ファンヒーターなどは電気が必要なので使用できなくなりますが、電気を使わないタイプのストーブなら大丈夫。
暖を取るだけでなく、お湯を沸かしたりすることもできるので重宝します。
以前は使っていたけれど、今は使っていないという家庭も多いのでは?
でも、防災の視点で考えると、良さを見直すのではないでしょうか。
ただし、災害時だけの使用になると、灯油の保存が問題になります。
灯油は長期間使わないと、劣化して大変危険です。
詳しくはこちら↓で。
日常的にストーブを使わないのなら、カセットボンベ式という選択肢もあります。
カセットコンロに使うガスボンベを利用した非常用のストーブです。
部屋全体を暖めるにはパワー不足ですが、それでも何もないよりはずっといいです。
非常時に助かったという声もたくさん上がっています。
また、暖房器具以外のあったかグッズの備えもあるといいですね。
家の中が寒くても、身体さえ温まれば何とかしのげますから。
お出かけに便利な使い捨てカイロは、非常時も考慮して買い置きがあるといいですよ。
腰やお腹、足先など、どこでも温められ、あると全然違いますよね。
話題の防災グッズとして注目されているがアルミブランケットです。
停電時に家の中だけなら、布団や毛布で用が足りるのですが、持ち運びする場面まで考えると、備えておいて役立つグッズだと思います。
最後に
寒い雪の日に停電が起きたら・・・あなたのご家庭は大丈夫でしょうか?
備えあれば憂いなしです。
もしもの時のために、準備は万全にしておきましょうね!
カセットボンベで電気を簡単に作ることができます!
扱いもとても簡単で、一つあると停電時に大活躍!