お盆はご先祖様や亡くなった家族をこの世にお迎えして供養する行事です。
また、それに合わせて帰省したり、親戚が集まったりする時期でもありますよね。
義実家に帰省をされる方も多いと思います。
遠くに暮らしていると、久しぶりに会えるのが嬉しい反面、お盆のマナーが分からないと不安になりますよね。
相手に失礼のないように、そしてお互いに気持ちよくいられるように、お盆のあいさつの仕方を確認しておきましょう。
お盆の挨拶、基本のマナー
お盆特有のあいさつとしては
「静かなお盆でおめでとうございます」
「初盆でお寂しゅうございます」
という言葉があります。
地域や宗派によっては、これらが使われていますが、使わないという人も多いですね。
使わない場合は、普通のあいさつでいいと思います。
最初のあいさつを迷っている方は、このように言ってみてはどうでしょうか?
「ご無沙汰しております。暑くなりましたね。(みなさん)お変わりありませんか?」
義実家、親戚、帰省先の近所の方など大抵の場面で使えますよ。
さらに、義実家には
「(また)お世話になります。よろしくお願いいたします。」
と添えるとよいでしょう。
お盆参りの挨拶に伺う場合でも、難しく考えずに前述の言葉に加えて、
「お盆なので仏様を拝ませてください」
と伝えれば大丈夫です。
基本的なマナーは、地域などによって様々です。
分からないことがあれば、恥ずかしがらずに義両親や親戚に聞くのが一番です。
素直に質問するほうが喜んでもらえると思いますよ。
お盆の挨拶、服装は?
通常のお盆の場合は、特に決まりはないので基本的には普段着でも大丈夫です。
ただし普段着といっても、派手すぎたりラフすぎたりする服装は避け、色はモノトーンや紺などの落ち着いたものを選びましょう。
男性はシャツやポロシャツなど襟付きのものに長ズボンを着用するとよいです。
デニムや短パン、TシャツなどはNGです。
女性は過度な露出のない清楚な服装を心がけてください。
ラメなどキラキラ光る服は避けたほうが無難です。
初盆の場合は、話が変わります。
お坊さんを呼んで法要を行い、参加者で会食がある場合は、礼服で参加することが多くなります。
しかし、これも地域や家族によってしきたりが違うので、分からないときは他の方に確認しましょう。
一人だけ周りと違う格好で参加すると、自分が恥ずかしいだけでなく、相手方に気を使わせてしまうことになりますよ。
また、家事のお手伝いをすることもあるので、エプロンを持参するとよいですね。
フォーマルなエプロンを一つ持っていると安心です。
楽天のこのエプロンは、上品な艶のある礼装にも適していてとても重宝します。
商品レビューが200もあり、☆4.5というお勧めのエプロンです。
お盆の挨拶、喜ばれる手土産とは
手土産を何にするかも迷います。
せっかくなら、相手に喜んでもらえるものを選びたいですよね。
帰省の場合、一般的な相場は1000~3000円程度です。
毎年のことなので、あまり大げさにならない程度がよさそうですね。
確実に喜んでもらえるものは、相手の好みに合ったものです。
「お義母さんが好きそうなものを見つけたので…」
などと言って渡すことができれば、その気遣いだけでも嬉しくなると思いますよ。
そのためにも、普段からコミュニケーションをとり、しっかり好みを把握しておくことが大事ですね。
手土産にはお菓子を選ぶことが多いですよね。
お菓子はすぐに一緒に食べる場合以外は、日持ちのするものにしましょう。
来客が多い時期なので、みんなで分けられる個包装のものがいいですよ。
遠方に住んでいるのなら、その土地の名産も喜ばれます。
最近は、地方で次々と新しい商品が開発されているので、マンネリにならずにありがたいですよね。
手土産とは別にお仏壇へのお供え物を持っていく場合もありますね。
菓子折りや果物などにする方が多いと思いますが、その際も日持ちのするものを選びましょう。
ぬれおかきが美味しい、ギフトセットです。
一つ一つ丁寧にのしを付けてくれるし、おかきなので軽いし、日持ちもします。
手土産にぴったりです♪
相手に喜ばれるものを贈りたいですね。
まとめ
振舞い方を事前に考えておくと、当日安心ですよね。
繰り返しになりますが、分からないことは遠慮せずに周りの方に確認しましょうね。
お盆の挨拶は、失礼のないようにしたいですが、あまり身構える必要もないと思います。
大切なのは、久しぶりに会った人たちに元気な顔を見せ、一緒にご先祖様を供養して日ごろの感謝を伝えることですよ。