お子様が七五三をお迎えになる皆さん、おめでとうございます。
成長を祝う晴れの日。
きっと早くからご準備なさって、楽しみにされていることと思います。
そこで、気になるのは当日の天気。
もし、雨が降ったら・・・
晴れるに越したことはありませんが、お天気ばかりは仕方ありません。
いざというときに慌てないために、雨が降った時の対処法も考えておきましょう。
神社は雨でキャンセルできる?
七五三のご祈祷は、待ち時間が長くなるのを避けるために予約を薦めている神社もありますが、そもそも予約不要のところも多いようです。
我が家の子どものときも、先着順で予約は必要ありませんでした。
キャンセルは大抵の場合は問題ありませんが、念のため、神社に問い合わせたほうがいいと思います。
日を改めて神社に行くことになったら、その日にご祈祷をお願いできるか確認しましょう。
他の行事が入っていると、できないことがあります。
また、忘れずに同行者の都合についても考慮しましょう。
おじいちゃんおばあちゃんも一緒に神社へ行かれる家庭も多いですよね。
楽しみにしていたのに、突然「雨だからキャンセルした」と言われたら、ガッカリされるのではないでしょうか?
そうならないためにも、雨天の場合はどうするかについて、前もって相談しておくことをおすすめします。
撮影は決行?キャンセル?
雨の場合に限らず、子どもは体調を崩しやすいので、どうしてもキャンセルにせざるを得ないことも多々あります。
そのため、特に子ども専門写真館などはキャンセルできるところが多いです。
ですが、お店によって対応は異なるので、契約時の規約を確認するか、問い合わせをしてください。
キャンセル料が発生したり、日程を変更したりすることで料金が上がるかもしれません。
また、キャンセルできても、他の日は予約でいっぱいでとれない可能性があります。
別日が予約できたとしても、衣装レンタルの場合は同じものが借りられるとは限りません。
さらに、だんだん寒くなる時期でもあり、子供の体調が悪くなることも考えられます。
室内での撮影なら、特に雨の影響はありません。
本人が元気であれば、予約していた日に決行したほうがいいと個人的には思います。
せっかくなら、気に入った衣装で思い出の写真を撮りたいですからね。
お参り時の着物の雨対策
どうしても延期できない事情もありますよね。
雨だからといって、我が子の大切な行事を取りやめにもできません。
そこで、お参りの時の着物の雨対策についてご紹介します。
子どもの着物
長めのポンチョ型レインコートが便利。
着物の上から全身を覆うことができ、脱ぎ着もしやすいです。
足元は、やはり長靴が安心です。
草履は持参して、必要な場面になったら履き替えるとよいでしょう。
洗濯ばさみかクリップを持っていきましょう。
裾や袖が汚れそうなとき、たくし上げて留めることができます。
ちなみに、レンタル衣装であれば、一般的には汚れが落ちやすい素材でできています。
また、レンタル料に通常のクリーニング代は含まれているので、少しの汚れなら問題ないでしょう。
著しく汚したり、破損したりした場合は、クリーニング代や修理費を請求されることもあります。
大人の着物
親御さんが着物の場合は、和装レインコートを着用しましょう。
足元には、草履にかぶせて使うビニール製の草履カバーが役に立ちます。
その他、用意したい持ち物には次のようなものがあります。
・傘
・バスタオル、フェイスタオル
・ビニール袋(濡れたものを入れる)
・大きめのバッグ(雨対策グッズや脱いだもの等を持ち運ぶ)
雨の日にお参りに行くのは、荷物も増えるし、大変。
主役である子どものサポートに徹するために、大人は洋装にするのも一案かと思います。
最後に
もしものために、雨対策も準備できていたら安心ですね。
当日の天気がどうなっても、きっと思い出に残る一日になると思います。
雨が降ったら、くれぐれも足元にはお気を付けください。