この前スーパーマーケットに行った時のこと、たまたま近くにいたお子さんがうちの娘を見て「ママ見て!赤ちゃんがいるよ~」と指をさすと、その子のお母さんが「もう赤ちゃんじゃないよ~」と言っているのが聞こえてきました。
うちの娘は1歳6か月です。わたし自身も娘のことはもう赤ちゃんとは思っていません。
いったいいつ赤ちゃんではなくなったのだろう?
わたしの感覚では、「1歳」になる前までが赤ちゃん、それを過ぎたら子どもかな~なんて漠然と思っていました。
気になったのでいつまでを「赤ちゃん」と呼ぶのか調べてみることにしました
【「赤ちゃん」って呼ぶのはいつまで?】
母子健康法では、出生後28日未満の赤ちゃんを「新生児(しんせいじ)」、生後0日から満1歳未満までの赤ちゃんを「乳児(にゅうじ)」、満1歳から小学校就学までを「幼児(ようじ)」と表現しています。
そのため、「乳児」を赤ちゃん、「幼児」を子どもと考えると、0歳から1歳までが赤ちゃんということになるようです。
【そもそも何で「赤ちゃん」と言うの?】
一般的には、「産まれてきたとき皮膚が薄く、体内の血管の色が透けて赤くみえるから赤ちゃん」とよく言われていて、わたし自身もそうだと思っていましたが、調べてみると別の説もあるのだそうです。
それは「赤」は、夜が「明ける」からきていて、朝になって昇ってくる太陽からくる「純粋で穢れのない」「生まれたて」「始まり」というイメージと、太陽=「赤」という印象が結びついたという説でした。
「純粋で穢れのない」なんて素敵じゃないですか?
これから人としての一歩を踏み出すのにとてもぴったりな表現です!
【赤ちゃんっていつまで大変?】
待ちに待った赤ちゃんとの新しい生活!とすごく楽しみにしていたのに、現実はそうは甘くなかったという人はいっぱいいるのではないでしょうか?
睡眠不足だし、気軽に出かけることができない…想像以上に自分の時間がない!!!
これって一体いつまで続くの???と不安になりますよね。
わたしの経験から言うとはだいたい2か月~3か月くらいまでが一番大変だったかな?と思います。
そこまではまだ赤ちゃんが一日のサイクルができておらず、昼も夜も構わず泣くし、授乳、おむつ替え寝かしつけの繰り返しです。
できる限り早く一日のサイクルができてほしくて、夜19時以降は電気を消し、テレビもつけない!夜の授乳も真っ暗の中でする!と決めて頑張りました。
また、一か月を超え外出ができるようになったところで、子育て支援の場にも積極的にでかけました。自分が眠いのに無理!と思うかもしれませんが、保育士の先生が抱っこしてくれたり、寝かしつけてくれたりもするし、同じくらいの子どもをもつママたちと交流することで少しだけ育児から開放された気になるのです。
一日のサイクルができたころには首もすわってきて少し楽に感じるかもしれませんよ。
寝返り、ずりばい、ハイハイ、つかまり立ち、一人歩きと成長とともに大変さは変わるので一概にいつまでとは言えませんが、子どもの成長だと思って喜ぶ気持ちを大切にすることで前向きにとらえることができるといいですね。
【まとめ】
今回は乳児=「赤ちゃん」としましたが、明確な定義があるわけではなさそうです。
1歳の誕生日を迎えた瞬間「赤ちゃん」終わり!今日から「子ども」というのもなんだか親としては寂しいですよね。
乳児期の成長は本当に人それぞれで、つかまり立ちができるようになった子から走れるようになっている子までいろいろいますから、赤ちゃんらしさが残っているようなら1歳を過ぎても「赤ちゃん」と呼んでいいのではないでしょうか?
「赤ちゃん」の時期はあっという間ですから、皆さん温かい目で大切な時間をお過ごしください!!