皆さんのお家では、おせち料理を手作りされていますか?
お恥ずかしながら、私はほとんど作っていません。
というのも、夫の実家が遠方のため、帰省だけでも大変で時間がなかったんですよね。
年末からバタバタと訪ねている状態なので、おせち作りは、ちょっとお手伝い程度・・・
優しい姑に甘えっぱなしです。
でも、子どもたちも手が掛からなくなったし、いつまでも甘えていては申し訳ない。
今年は、数品でも作って持参したいと考えています。
そこで、思ったのが「冷凍すれば、早めに作れるのでは?」
早めに作れるなら、年末に余裕ができていいですよね!
では、何が冷凍に向いているのか。
早速、調べてみました!
おせち料理の常温での日持ちは?
手作りのおせち料理は、大体3~4日以内を目安に食べるとよいです。
昔から、おせち料理は年末に調理して、お正月三が日にかけて食べるもの。
そのため、そもそも日持ちがいいように工夫されているんですよね。
味付けを濃くするのは、傷みにくくするため。
特に、昔ながらのおせちは砂糖をたくさん使っています。
しかし、最近は好みに合わせて、薄味にすることもあります。
その場合は、濃い味付けよりも傷みやすくなります。
また、黒豆や煮物は1日1回、火を通すことで日持ちがよくなります。
常温保存する場合、10℃以下の部屋にしましょう。
たくさんあると入りきらないかもしれませんが、できれば冷蔵庫で保存するほうがいいと思います。
おせち料理で冷凍できるもの
家庭で冷凍をすると、味や食感が多少落ちてしまうこともあります。
でも、そこは仕方ないことと割り切れば、たいていのおせち料理は冷凍保存が可能です。
例えば、次に挙げるものは冷凍しても大丈夫。
栗きんとん
昆布巻き
豚の角煮
伊達巻き
黒豆の煮物
紅白なます
えび煮
八幡巻き
たたきごぼう
2週間~1か月くらいが冷凍保存の目安です。
これだとクリスマス前から準備することができますね。
遠方に帰省する私でも無理なく作れそうです。
冷凍する場合は、料理ごとに保存容器やフリーザーバッグに入れて保存します。
その際、空気をしっかり抜いて密閉してください。
そして、食べるときは、前日から冷蔵庫に入れて自然解凍しましょう。
電子レンジで急速解凍するよりも、美味しくいただけます。
冷凍できないもの
おせち料理は冷凍できるものが多いのですが、いくつか冷凍ができないものもあるので要注意です。
次に挙げるものは、冷凍に向かないものです。
煮しめ
数の子
焼き物
かまぼこ
煮しめの中でも、特にコンニャクは冷凍するとブヨブヨになってしまいます。
また、根菜類も食感が悪くなってしまいます。
数の子も、凍ってしまうと独特の食感が失われてしまい、冷凍保存はお勧めできません。
焼き物やかまぼこも同様に、味や食感が落ちてしまうので、これらの冷凍できない品は年末に準備するように計画を立てるといいですね。
煮しめも数の子もおせち料理には欠かせないもの。
なので、クリスマス前におせちの準備を終わらせるというわけにはいきませんが、年末に準備する品数が少ないだけでも、かなり楽になると思いませんか?
最後に
近頃は、市販のおせちも豪華で美味しいものがたくさん出回るようになりました。
もちろん、それを利用するのもアリだと思います。
手間が掛からない上、プロの味を楽しめて、贅沢な気分が味わえますよね。
でも、手作りならではの良さもあります。
作り手と材料が分かっているという安心感。
代々伝わってきた懐かしい美味しさ。
それから、市販のおせちよりもお財布に優しいのも嬉しいところ。
冷凍保存を賢く使って早めに準備をすれば、手作りでも無理なくできそうですよね。
おせち作りに対するハードルがかなり低くなった気がします。
私も、今年はぜひトライしたいです。