学生や社会人の頃、連休と聞けば単純に喜んでいました。
「つらなっている休み」魅惑的な響きです。
ところが、主婦となってからの連休は、まさに仕事で言う繁忙期。
原因はわかっています。
自分のペースを乱されることによるストレス。
主婦にも主婦なりのルーティーンがあって、それが乱されてしまうんですよね。
でも、せっかくの連休、家族と楽しく過ごしたい!
そこで今回は、連休に疲れてしまう原因と、その乗り切り方を考えてみたいと思います。
原因1 夫と子供が一日家にいる
多くの主婦にとって『連休が疲れる』一番大きな原因が、夫や子供が家にいることではないでしょうか?
連休中、学生や会社員は「日常」である勉強や仕事が休みですが、主婦の「日常」=家事に休みはありませんよね。
家族と過ごすことでいつもの家事ペースがくるって、やることがたまってイライラ…。
私の周りの主婦たちからもよく聞きます。
ある友人が「単身赴任の主人が、子供の運動会のために帰ってこようとしたから、全力で止めた」といっていたので「なんで?来てもらえばよかったのに」と尋ねました。
すると彼女は「(3人の)子供たちの登校準備やお弁当だけでも忙しいのに、主人の面倒まで見れない」ときっぱり言っていました。
家事が後回し+家族のケアまでしないといけないようでは、彼女の連休は私よりもますます疲れるものだろうな、と気の毒に思いました…。
原因2 義実家に行かなきゃならない
私の主人の実家は、とても遠くにあります。
新幹線とJRを乗りついて片道5時間以上かかるため、1年に1度、1週間ほど帰省をしています。
1週間は長いと思われるかもしれませんが、儀父母は二人とも台所仕事や掃除が好きなので私はその間子供と主人とリビングでごろごろしています。
わりとお客様扱いで、大したストレスはないです。
しかし、お隣にお住いの奥様は、義実家に苦手な相手いて、義実家に行くのが苦痛だと言っていました。
彼女が苦手としているのが、義理の兄嫁。
義兄嫁は全然動かない人で義両親にあまりよく思われていない反面、彼女は非常に気の付く人で義両親にかわいがられているのです。
そのため、義兄嫁の、彼女に対する風当たりがきついとか。
「私が苦労して、お義父さんお義母さんと仲良くやっているのに、それをねたまれてもね!」と愚痴っていました。
義実家での嫌な思いって嫁姑関係と思っていましたが、それだけではないんだなぁ、と、勉強になりました。
原因3 お金がかかる
連休になると、子供たちが声を揃えて「どこか行きたい!」と要求してきます。
どこかホテルにでも泊まれば、上げ膳据え膳で家事ストレスからも解放されそうですが、それをしてしまうと金銭的ストレスでイライラしそう…。
かといって、出かけた時くらい支出をきにせずのびのびしたい!とも思うのですが、明日からの生活を考えると…ジレンマです。
早く学校にお出かけしてくれないかな…と切に願います。
連休を乗り切るには
原因から考察する、連休の乗り切り方を考えてみました!
解決1 夫と子供が一日中いる
まず、家での過ごし方ですが、家事のハードルを下げてみてはいかがでしょうか?
日本人のお母さんは、諸外国からすると働きすぎだと指摘されています。
例えばインスタント食品。外国ではチンすれば食べられるものがよく売れますが、日本人にはひと手間かけて(例えば野菜を加える、豆腐を加えるなど)食べられる準インスタント食品がよく売れるそうです。
家事をしないことへの罪悪感があるのでしょうか。
私は2か月ほどホームステイをしましたが、まともにホストマザーが夕飯を作っていたのを見たのは数回、あとは出来合い、朝と昼は本当に適当でした。
毎日ではなく、連休中はできあいの総菜などを利用して、楽をするのもありだと思います。
解決2 義実家に行かなきゃならない
義実家での過ごし方に悩んでいる方は、気持ち的に繁忙期!と思って臨んだらどうでしょうか?
友人から『休みと思うから腹が立つ』という意見を聞いたことがあります。
言いえて妙です。
連休明けが楽しみになるかもしれません。
解決3 お金がかかる
子供の「お出かけしたい!」攻撃ですが、子供あって案外、近所の公園へのお出かけでも喜んだりしますよね。
小学校高学年の娘に誕生日プレゼントで安価なカメラを購入したのですが、カメラをもって自然がたくさん残っている広い公園に『お出かけ』し、一緒に写真を撮りながら自然観察をしたところ、ものすごくよろこんでいました。
きっと工夫次第でお金のかからない家族での連休の楽しみ方、あると思いますよ。
まとめ
連休だからワクワクするのは学生と社会人。
主婦は連休明けを待って、ただ繁忙期をこなす、あたりが賢明かもしれません。
イライラすると家族も楽しくないので、そこそこ手を抜いて、笑顔のお母さんでいたいものです。