5年くらい前の話。
旅先の南半球から日本に帰国する時、現地は夏で日本は冬だったため、手荷物に使い捨てカイロを忍ばせていました。
使い捨てカイロは日本から持参したもので、とくに何も思わず機内に持ち込もうとしたら…。
引っかかりました、セキュリティーゲートで!!!
ちょっとパニックでしたね、あの時は。
はじめは何に注意を受けているのかわからなかったので、荷物を出して、使い捨てカイロとわかった時は「なんで!?日本では飛行機に持ち込めたのに、ダメなの??」と、頭の中は疑問符だらけでした。
そこで今回は私のような目に合わないように、海外に行く際の使い捨てカイロの注意事項をまとめてみました。
使い捨てカイロは海外に持ち込める?
私が行った旅行先はニュージーランドでした。
一応旅行前に、使い捨てカイロが機内に持ち込めるのか確認はしました。
すると……。
・衣服に使い捨てカイロを張った状態では飛行機に乗ることはできない。使い捨てカイロが金属探知機に引っかかってしまうので。
・手荷物や預け荷物に入れておけば、機内に持ち込むことができる。
の2点がわかったので、カイロを機内に手荷物として持ち込むことにしたのです。
結果、日本→ニュージーランドではOKだったのですが、ニュージーランド→日本はNGでした。
何が悪かったのか…。
いろいろ調べた結果、『日本以外の国では、使い捨てカイロの知名度が低い場合が多い』ことが判明しました!
使い捨てカイロを知らない人がニュージーランドのセキュリティーゲートで私の荷物をX線でチェックし、金属粉の入った怪しい袋(使い捨てカイロ)を機内に持ち込もうとしているから没収した、というのがどうやら正解のようです。
結論。
日本から海外へ向かう飛行機に荷物として持ち込むのはOK。
海外から日本へ向かう飛行機に荷物として持ち込むのはNGのことあり。
です。
ただ、英語で論破できるくらい説明できれば、どちらの場合もOKかもしれません…。
使い捨てカイロは外国にもある?日本から発送はできるの?
海外の使い捨てカイロ事情
日本の企業戦士たちの奮闘で、どうやら世界的な使い捨てカイロの知名度は上がってきているようです。
さすがの営業力です。
特にアメリカと中国ではシェアを伸ばしており、冬の寒い時期には重宝されているとか。一度使うと、手放せないのは各国共通ですね。
日本からの発送
日本から海外に使い捨てカイロを送りたい場合、郵送が可能なものとそうでないものがあります。
郵送できる使い捨てカイロは、中に入っている成分が輸送するのに危険でないと確認できたものです。
郵便局のホームページに「国際郵便による郵送が可能な使いすてカイロを販売する事業者一覧」が掲載されています。
念のため載せておくので、必要があれば確認してみてくださいね。
「使い捨てカイロ」は英語でなんて言う?
今思えば、ニュージーランド空港のセキュリティーチェックの時に、きちんと使い捨てカイロの説明が英語でできていたら没収をされなかったのかもしれません。
あの時はとにかく頭が真っ白でそれどころではなかったですが。
いざというときのために、簡単な英語を覚えておきましょう!
英語で使い捨てカイロは、このように呼ばれるそうです。
hot pack
heat pack
heat pad
そして説明するように求められたら
warmer which activates by air
(温めるもの 空気によって作動する)
のように言えば良いそうです。
実演で使い捨てカイロを温めながら、「warmer which activates by air」と説明すれば、手荷物検査の検査官や、お土産として海外の人に手渡す時もばっちりですね!
あとは、気合です!
まとめ
使い捨てカイロと海外事情についてまとめてみました。
英語での説明を書きましたがやはり説明する自信がないので、私は当面、海外から日本に帰国する際に飛行機に使い捨てカイロを持ち込むのはやめておこうと思います。
そのうち日本企業の頑張りで世界的に使い捨てカイロがスタンダードな商品になったら、満を持して持込もうと思います!