夏になると日差しが強くなり、お肌への影響が気になる女性も多いのではないでしょうか?
外出するときは、日焼け止めクリームや、日傘、帽子が欠かせませんよね。
日焼け対策をするのも面倒だし、もう外出するのはやめようとも思ってしまいますよね。
しかし、実は家にいながらも太陽から出る光と同じものを浴びているってご存知ですか?
もしそうなら、家の中でも対策をしないとお肌への影響が進行してしまいます。
今回は、そんな光による肌の衰えについて調べてみました。
これを読んで、適切な対策をしましょう!
光老化とは
光によって肌が衰えてしまう、老化してしまうことを「光老化」といいます。
では、ここで言う光とはなんの光のことでしょうか?
一般的には、紫外線のことを指します。
紫外線とは太陽から出る光の種類の1つです。
そのため、長時間の外出をすることで肌が光老化してしまうのです。
家の中でも光老化!?蛍光灯・パソコン・テレビでは?
しかし、冒頭でもお話した通り、室内にいながらも光老化してしまうことがあるのです!
窓ガラスから太陽光が透けてというわけではなく、
もっとわたしたちの生活に身近なもので光老化を起こす危険があるのです。
その正体は、ブルーライトを発するものです。
たとえば、パソコン、スマホ、蛍光灯、テレビなどです。
室内にいると、全部が揃っている方は多いのではないでしょうか?
わたしは4つすべて揃っています。。。
実は、この光老化が進行することで、最悪の場合、皮膚がんになる可能性もあります。
蛍光灯のブルーライト量
蛍光灯もブルーライトを出していますが、白色LEDの約5分の1、白熱灯の半分程度です。
蛍光灯の生産量は年々減少していて、生産終了するメーカーもあります。
エコロジーを考えるとLEDに軍配が上がりますが、室内の光老化に関しては蛍光灯に軍配が上がりますね。
色を変えられるLEDでしたら、なるべくブルーライトが低い電球色にしておくことをお勧めします。
光老化の原因
一見すると、外で浴びる太陽の光とパソコンやテレビから出るブルーライトって
違うように思えますよね?
外で浴びる太陽の光の方が、もっとぎらぎらした感じがします。
この2つの光の違いを、光老化の原因とともにお話していきますね。
まず、太陽の光には大きく分けて3種類あります。
1つ目が、紫外線。
2つ目が、ブルーライト(可視光線)
3つ目が、赤外線や近赤外線です。
この3つの中で、1番光老化に影響を与えているのが「紫外線」です。
紫外線には「UVB」と「UVA」の2種類あります。
UVBは、肌の表面まで浸透して、シミができる原因になります。
UVAは、肌の奥まで浸透して、奥にある細胞を壊してしまうのです。
そのため、細胞が壊れてしまったところのハリがなくなり、しわやたるみの原因になります。
紫外線の影響で、肌にシミやしわ、たるみができるのはわかりましたね?
では、ブルーライトではどんな肌への影響があるのでしょうか?
ブルーライトは、人の目に見える光の中で、1番エネルギーが強い光です。
そのため、実はUVAと同じくらい肌へ浸透する光です。
ブルーライトが肌の奥まで浸透すると、肌の中に活性酸素が発生します。
活性酸素とは、呼吸をすれば必ず発生するものですが、
過剰に発生すると肌へ悪い影響を及ぼすものです。
その悪い影響というのが、しみやそばかす、しわなどです。
さらにブルーライトの恐ろしいところは、目への影響です。
ブルーライトは浸透性の高い光のため、直視していると目の網膜まで届きます。
長時間スマホやパソコンを見ていると、目が疲れてしまうのはそのせいだったのです。
光老化の対策
ここまで話を聞くと、家の中でも対策しないと外で太陽の光を浴びているのと
同じ影響が肌にもある!!と焦ってしまいますよね。
では、次に光老化の対策をお伝えします。
環境省が作っている紫外線対策には6つの項目があります。
1)紫外線の強い時間帯を避ける
2)日陰を利用する
3)日傘を使う、帽子を被る
4)袖や襟のついた衣服で覆う
5)サングラスをかける
6)日焼け止めを上手に使う
これをカンタンにまとめると
外出するのは、午前10時から14時の間は避けること。
万が一その時間帯に外出する場合は、日焼け止めをこまめに塗って
長袖で首が隠れているものの洋服を着る。
その上、帽子も被ってサングラスもかけて、日陰を歩こう。というものです。
外出する時には、これくらいの対策が必要だと思いますが、家にいる時はどうでしょうか?
家にいる時も、ほとんど同様の対策が必要です。
ビタミンA・C・Eで光老化防止!
日焼け止めクリームをこまめに塗ることと、長袖を着ることは最低限の対策です。
それにプラスして、活性酸素の増加を防ぐ食事を摂ることもおすすめです。
活性酸素の増加を防いでくれる食材は、ビタミンA、C、Eを多く含むものです。
ビタミンAは、肌の潤いを保ってくれます。
ビタミンCは、しみやそばかすを防いで、コラーゲンを作ってくれます。
ビタミンEは、酸化を防いでくれます。
この3つの栄養を含む食材が、かぼちゃです。
しかし、かぼちゃって調理しないと食べられないので、面倒な時もありますよね。
そんな時は、ナッツ類やレモンを食べることをおすすめします!
また、ブルーライトによる目の影響を防ぐために
ブルーライトカットのメガネをかけることもおすすめです!
光老化対策おススメ商品
100%完全遮光日傘
日傘は「100%完全遮光」と書いてある商品にしましょう。
効果が全く違います。
私も長年、100%完全遮光日傘を愛用しています。
紫外線は当然ですが、暑さが全く違います。
100%完全遮光日傘を差していると、かなり涼しいですよ。
日傘は生地の裏が黒い物を選びましょう。
地面に反射した紫外線から守ってくれます。
サングラス
サングラスは顔を覆う面積が広い物を選びましょう。
かけた感じもオシャレです♪
UVネックガード
紫外線から直接顔や首を守るには、日焼け防止服がおススメです。
やっぱり紫外線は物理的にシャットアウトするのが一番効果があります。
シーンに合わせて色々な被り方ができます。
飲む日焼け止め
飲む日焼け止めも人気がありますね。
まとめ・保湿も大事!!
いかがでしたでしょうか?
光老化の恐ろしさと対策はお分かりいただけたでしょうか?
実はわたしはかなりマメに日焼け止めを塗っている方だと思います。
しかし、あるケアを怠ってしまっていたがゆえに、肌の老化が進行してしまっていたのです。
それは、保湿です。
いくら日焼け止めを塗っていても100%防ぐことはできません。
少なからず紫外線を受けてしまっているので、その分のケアが大切です。
それが保湿なのです。
みなさんもぜひ、最後の保湿まで行って光老化に負けない肌を作っていきましょう!