レンコンの穴の意味!数は決まっている?変色しても食べられる?汚れを落とす方法

レンコンの穴の意味!数は決まっている?変色しても食べられる?汚れを落とす方法

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シャキシャキした食感が美味しいレンコン。

煮物やはさみ揚げ、酢レンコンなどいろんな調理法で楽しめる大好きな食材です。

レンコンはおせち料理にも使われています。

これは、レンコンにあいている穴が「先を見通す」につながり、縁起物とされている殻だそうです。

そう、やっぱりレンコンの特徴といえば、穴が開いていることですよね。

でも、この穴って何のために開いているのでしょうか?

気になったので調べてみました。

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レンコンにはなぜ穴がある?穴の数は決まってるの?

レンコンはハスの下に埋まっていることはご存知ですか?

漢字で書くと「蓮根」、つまりハスの根という意味ですよね。

でも、本当は根っこではなくて茎。

レンコンはハスの地下茎が肥大したものなのです。

レンコンの栽培は、粘土質な土壌の湿地帯で行われます。

ということは、レンコンが育つのは泥の中。

泥の中のレンコンは空気に触れることができず、自力では必要な酸素を供給できません。

そこで、レンコンの穴の出番がやってきます。

地上に出ている葉っぱから送り込まれる空気の通気孔としての役割を果たしているのです。

そのため、空気の届かない泥の中でも成長できるというわけですね。

レンコンの穴の数は決まっていません。

真ん中に一つとその周りの穴を合わせて、大体10個前後あります。

レンコンの種類によって穴の数が違うということもなく、同じ畑でとれたレンコンでも個体差があるそうです。

レンコンの穴が黒くなったけど食べられるの?カビが生えたら?

レンコンの穴が黒くなってしまったという経験がありませんか?

もしかしたらカビ??

食べてはいけないのではないか、心配になりますよね。

でも、ご安心ください。

黒い部分はレンコンに含まれるタンニンが由来の変色なので、食べても問題はありません。

ただし、あまりにも黒すぎる場合は、もしかしたら腐敗しているかもしれません。

そういうものは避けるようにしてくださいね。

食べられるとは言っても、やはり黒くなってしまうのは見た目がイマイチになってしまうので避けたいですよね。

そこで、黒ずみを防ぐには、ズバリ酢水(もしくはレモン水)につけるといいですよ。

ポリフェノールの一種であるタンニンは、酸化すると黒く変色します。

酢水はタンニンの酸化を抑える働きがあるのです。

丸ごと調理する場合は、そのままつけますが、切って調理するなら、カットした後に酢水につけましょう。

ちなみに、鉄製の鍋やフライパンで調理すると、タンニンが酸化しやすくなります。

きんぴらなど色がつく料理ならいいのですが、白く仕上げたいものの場合は、出来れば避けてくださいね。

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レンコンの穴の中にある土をきれいに落としたい!

土がついている野菜って新鮮ってイメージがあるけれど、よく考えてみましょう。

泥の中で育っているレンコンですが、穴の中まで土はつかないはずですよね。

レンコンの穴の中についている土は、収穫時に折れてそこから泥水が入ったもの。

泥水が入ると、新鮮どころか逆に傷みやすくなるんですよ。

ですから、買うときはできるだけきれいなものを選んでください。

それでも、穴の中に土がついたレンコンが手に入ることもありますよね。

きれいにする方法は、いろいろとあります。

いくつかご紹介するので参考にしてくださいね。

・流水で洗う

・綿棒を使う。お箸にキッチンペーパーを巻き付ける

・水にさらす。何度も水を入れ替える。

・酢水やレモン水につける

このような方法できれいになりますよ。

最後に

穴のあいたレンコンの不思議な形は、空気の届かない泥の中で成長するためでした。

ちゃんと大事な役割があったというわけですね。

今まで知らなかったけど、納得です。

食卓にレンコンが並んだ時には、ぜひ家族で話題にしたいと思います!

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