六曜「仏滅」に入籍・結婚・七五三・お宮参り・納車・法事・引っ越しはOK?

六曜「仏滅」に入籍・結婚・七五三・お宮参り・納車・法事・引っ越しはOK?

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「今日は仏滅だ~!」

なんだかとっても悪いことが起こりそうで嫌ですね。

やっぱり仏滅の日に、入籍・結婚式・七五三・お宮参り・引っ越しは縁起が悪いので止めた方がいいのでしょうか?

そんな人々の心を不安にさせる「仏滅」についてまとめてみました。

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「仏滅」とは?読み方や意味

まず、「仏滅」の読み方です。

仏滅は「ぶつめつ」と読みます。

他の六曜である、「先勝」や「先負」などはいくつも読み方がありますが、「仏滅」は「ぶつめつ」ただ一つです。

では、仏滅とはどんな日なのでしょう?

仏滅は「するような大凶日」という意味です。

恐ろしいですよね。

六曜の「先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口」の中でも、最悪の日とされています。

六曜の縁起の良い順番は、「大安 → 友引 → 先勝 → 先負 → 赤口 → 仏滅」です。

大安が一番よく、仏滅が一番縁起の悪い日です。

仏滅はかえって縁起が良い!?

「仏滅」の日は、一日中何をしても良くないという日ですが、

「仏滅」を「物滅」と書いて、「び、その後新たに物事が始まる」という意味にし、

大安よりも「何かを始めるのに適した日」とする説もあるようです。

物は考えようですね。

何事もポジティブです。

「物が滅んで新たに…」というと、ヒンドゥー教のシヴァ神みたいですね。

破壊なければ創造なし!

仏滅もポジティブに自分に良いように考えましょう!

そもそも仏滅なんて関係ない!

そもそも、「六曜自体あまり気にすることはない」というのが通説です。

やってくる順番も「先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口」の六つが回っているだけなので、6分の1の確率で機械的に仏滅はやってきます。

「仏滅」なんて「仏が滅びる」なんていうので、仏教に関係あると思われる方が多いですが、仏教にも関係ありません。

もちろん日本古来の神様も、関係ありません。

気にしないのが一番ですが、やはり人生の大一番に仏滅だと仏も滅するけど自分の心も滅してしまいそうになる方もいるかと思います。

入籍や七五三、引っ越しなどの日に仏滅なのは縁起的にどうなのでしょう。

仏滅の日に入籍は?

「先勝」なら午前中、「先負」なら午後に婚姻届けを出すと良いとアドバイスできますが、

仏滅は一日中大凶です。

しかし、「何かを始めるのに適した日説」を採用すれば、これほど適した日は無いのではないでしょうか?

「今までの色々あったけどそれは全て過去の事、今日から新しい人生を二人で歩もう!」

なんて、考えたらとても素敵です。

仏滅の日に結婚は?

人生の晴れ舞台ですから、なるべく縁起の良い大安にしたいのは人情です。

大安で土日や祝日というと、数が限られてしまうため式場の料金も高くなりますね。

大安と同じ確率で現れる仏滅は、逆に大幅にプライスダウンします。

ですから、お得に挙式したい方には意外と人気です。

もしかしたら、「仏滅に結婚式なんてとんでもない!」と親せきの方などに言われてしまうかもしれません。

そんなときは、六曜自体、ほとんど意味のない属州だという事。

仏滅は「物が滅び、その後新たに物事が始まる」という、大安よりも「何かを始めるのに適した日」なのだと説明しましょう。

それでもやはり、仏滅は不吉だし、招待客にも気持ちよく祝ってもらいたいと思うのならば、

他の「大安」や「友引」などに変えた方が良いでしょう。

ちなみに、私自身も仏滅に結婚式を挙げました。
実体験ですが、悪い事なんて今の今まで何もありませんよ。

仏滅の日に七五三は?

七五三の場合はどうでしょう。

七五三とは、その土地の神様にお子さんの健やかな成長を願い、参拝します。

七五三は本来11月15日ですが、現代では9月中旬~12月上旬の土日や祝日にすることが多いです。

ご家族の都合や大安など縁起の良い日には神社の予約も早々に埋まってしまい、仕方なく仏滅に…なんてこともありますね。

日本の神様ですから、神社ですね。

神道では、六曜を採用していません。

日本の神様も神主さんも、仏滅だからと言って止めたほうがいいなんて思いません。

ですから、七五三をするのに「大安」でも「仏滅」でも神様は気にしないという事です。

仏滅に七五三をしても、何の問題もありません。

でも、おじいちゃんおばあちゃんなどの年配の方には、仏滅に七五三の参拝をすることを嫌がるかもしれませんね。

その場合は止めたほうがいいかもしれません。

お子さんの成長を、みんなに気持ちよく祝ってもらいたいですからね。

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仏滅の日にお宮参りは

お宮参りも神道ですから、仏滅でも気にせずお参りできます。

ですが、七五三でも書いた通り、特に年配の方は気にする方が多いですね。

みんなが気持ちよくお祝いをしてもらうために日にちをずらすのもいいと思います。

赤ちゃんの体調もあるし、臨機応変に行きましょう!

仏滅の日に納車は?

車は人命がかかっているので、不吉な日に納車するのは嫌だという気持ちもありますね。

ですが仏滅だからといって、呪われたりすることなんて絶対にあり得ないので気にしなくてよいです。

でも、ご自分の心がもやもやするのなら、縁起の良い日に変えてもらいましょう。

ただ、大安は納車予定でいっぱいになって希望通りできないかもしれません。

仏滅の日に法事や葬式は?

仏滅の日に法事・お通夜・お葬式はどうでしょう?

仏さまも滅ぶくらいだから、むしろ仏滅に合わせて行ったほうがいいのでしょうか?

それとも、死にかかわることでの仏滅はさらに不吉に拍車がかかってしまうのでしょうか??

結論を言うと、法事や葬儀も普通に行ってください。

仏教も神道もキリスト教も、仏滅の日に特別に何かするわけではありません。

仏滅の日に引っ越しは?

さきほども「何かを始めるのに適した日」という解釈をご紹介しました。

引っ越しはまさに、そんな心機一転して始める心境でいたいですね。

ですから、意外と仏滅は適しています。

それに、一般的に縁起の悪い日だとされているので、引っ越し屋さんも安くしてくれる可能性があります。

数社で見積もりをとって比べてみてください。


まとめ

仏滅!

インパクトありますよね!

でも「仏が滅する」ほどの悪い日が6分の1でやってくるはずはないので、安心してお過ごしください!

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