ちらし寿司を、お家で作ることがありますか?
ちらし寿司は、ひな祭りの日の、料理の主役にもなるごちそうですね。
ちらし寿司自体は結構簡単で手軽に作ることができます。
少し硬めにご飯を炊いて、すし酢を合わせて、具材を準備して…さて、問題はその次、盛り付けです。
ちらし寿司は、カラフルに盛り付けることでパーティーの主役にもなる一品ですが、「私はセンスがないから…」と盛り付けに自信の持てない人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、誰でも簡単に見栄えのする、ちらし寿司のキレイな盛り方をお伝えします。
ちらし寿司の具材、適当に盛り付けてません?
ちらし寿司の具材といえば、海老や卵、海苔、きぬさや、いくらなど、カラフルなものが多いですよね。
ではそれらをどの順番で盛り付けると、華やかになるのか。
じつはちょっとした順番や色のコツで、人に自慢したくなるようなちらし寿司をつくるとことができるんです。
大まかな盛り付けを覚える
基本は、『酢飯→きざみ海苔→錦糸卵→そのほかの具材』となります。
まず酢飯。盛り付けにはあまり関係ありませんが、酢飯には、シイタケ、レンコン、ゴボウなど、野菜の具材を混ぜ込むことをお勧めします。
我が家で作る時もそうですが、ちらし寿司って野菜の具が少ないんですよね。
だから酢飯に、小さく刻んだ野菜の具をたっぷり混ぜ込むんです。
こうすると子供たちもいつの間にか野菜を食べちゃってます。
大きく切った野菜を表面に乗せると、避けられてしまう恐れもあるので、混ぜ込むのはおすすめです。
次にきざみ海苔です。
ちらし寿司の上に振りかけるイメージがある海苔ですが、そうすると湿気ですぐにしなびてしまい、見栄えを悪くするのでお勧めしません。
酢飯と卵の間に入れ込めば、見栄え良く風味も楽しむことができます。
さらに錦糸卵をまんべんなくひいて、いよいよ具をのせます。
華やかにするには、具を3色に
これはちらし寿司に限らす、普段の食事やお弁当にも共通して言えることですが、赤・黄・緑の三色が食卓にそろうと非常に華やかで見栄えがします。
ちらし寿司で三色がそろう代表的な具には、このようなものがあります。
赤・・・海老・人参・サーモン・いくら
黄・・・卵、コーン、細切りたくあん
緑・・・木の芽・きぬさや・アボカド
特に赤は、海老と人参、人参といくらという具合に、違った赤を混ぜることでさらに華やかになります。
一緒に食べる人たちと、配色を考えながら飾るのも楽しいですね。
お重やお皿に盛る時のコツ
華やかなちらし寿司のもりつけが分かったところで、こんどは入れ物について。今回はパーティーなどでも活躍できそうな器への盛り方を紹介します。
お重に盛り付けてみよう
お重の盛り付けは、実は簡単です。
四角い箱に、酢飯をまんべんなく敷き詰めます。その上にみざみ海苔をまんべんなく敷き詰め、さらに錦糸卵も同様にします。
そしてその上に3色の具を散らしていくのですが、もしお重が3つあるなら、色違いにするのも面白いですね。
通常、テーブルに置かれる食器は丸い形をしたものが多いので、四角いお重があるだけでも違った雰囲気が味わえます。
眠っているお重を、ぜひ活用してみてください。
お皿にも、豪華に盛り付けよう
お重がなかったり、使いたい大皿がある場合は、ケーキのような盛り付け方をお勧めします。
まずお皿に酢飯を盛り付けます。上から見ると円、横から見て台形になるように整えます。
ケーキのスポンジ部分をイメージしてください。
その上に刻みのり、錦糸卵を盛りつけ、さらに具を盛りつけます。
酢飯より大皿の余白がおおければ、具を皿の空白部分に飾るのも面白いかもしれません。ケーキちらし寿司、楽しんでみてください。
まとめ
ちらし寿司は順番守ることと三色の具を用意することで、とても華やかなパーティー料理に変身します。
ちらし寿司の綺麗な盛り付け方を知っていると、ひな祭りにも重宝しますね。
ご家族や友達と、ぜひ、挑戦してみてください。
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