子どもが一人、インフルエンザにかかっても、兄弟は感染せずに元気でいることってありますよね。
その場合、いつも通りに過ごさせてよいものか迷ってしまいます。
同じようにお子さんがいらっしゃる方々は、どのようにされているのでしょう?
本人は元気だけど、習い事・遊びに行かせる?
スイミングに行くねー!
ちょっと待って、お姉ちゃんインフルだから休んだら?
ぼくは元気だから大丈夫!
行かせてもいいのかしら…?
一番、悩むのが習い事です。
元気な兄弟まで習い事を休ませるべきか、判断しかねますよね。
振り替え制度があればありがたいですが、無い場合は行くか休むか決めなければいけません。
うつす可能性があるなら休ませるべきでしょうか。
でも、行きたがっている子を無理に休ませるのもかわいそうだし、高いレッスン料ももったいないし…というのが本音ですよね。
特別な規定がなければ、原則的に行かせることは可能です。
学校もインフルエンザの出席停止が定められているのは感染した本人のみで兄弟についてまでは言及されていませんよね。
でも、だからと言って何の連絡もなしに当たり前に行かせるよりは、前もって兄弟がインフルエンザにかかっている旨を伝えておくほうがよいでしょう。
行かせるかをどうか迷ったら、自分だけで悩まずにまずは先生に相談です。
「マスクをしてきてください」
「今回はお休みしてください」
など何かしらの指示をしてもらえると思います。
ただし、個人レッスンでなければ習い事には他のお子さんもいらっしゃいます。
いろいろな考え方の人がいるので、中にはよく思われない方もいるかも。
周りの意見も伺いながら、場合によっては自粛をしたほうがよいこともあるかもしれません。
特に、発表会前などの大事な時期には気を付けるようにしましょう。
他のご家庭とのトラブルは避けたいものです。
遊びに行かせることについては、様々な意見があります。
元気な兄弟も外出はひかえさせるという人もいれば、外で遊ぶくらいはいいのではという人もいるようです。
基本的に、遊びに行かせないのが無難だと思います。
もし、相手の保護者も了承しているということであれば、「家にはあがらない」「マスクをしていく」など配慮をした上でなら行かせてもいいかもしれません。
友達が遊びに来るのはNG!
インフルエンザに感染した兄弟がいる家に友達を呼ぶのは非常識な行為です。
たとえ、以前からの約束があったとしてもきっぱり断らせるようにしましょう。
家の中にはウイルスが蔓延しています。
遊びに来た友達にもうつってしまう可能性が高いです。
子どもにも普段から、兄弟が体調が悪いときは友達を呼べないということを言い聞かせておくとよいですね。
兄弟が感染しないように気を付ける事
家庭内での感染をなるべく防ぐ方法を考えましょう。
患者は個室で安静にする
普段は家族と寝室が同じ子どもも、個室で休ませるのが望ましいです。
できるだけ他の家族との接触を少なくするようにしましょう。
マスクを着用する
インフルエンザはくしゃみや咳で飛散します。
患者も家族もマスクを着用しましょう。
手洗い、消毒を小まめにする
ドアノブ、スイッチ、リモコンなど患者が触ったところにウイルスが付着し、さらに家族が触れて感染することが考えられます。
また、看病する人は患者に直接手を触れることがあります。
家族の共用の場所は小まめに消毒をし、看病する人はそのたびに手を洗い、感染を防ぎましょう。
室内の換気と湿度に気を付ける
室内に漂うウイルスを外に出すため、小まめに空気の入れ替えをしてください。
また、インフルエンザウイルスは湿度が苦手です。
そして乾燥はのどや鼻を悪くし、インフルエンザに感染しやすくなります。
適度な湿度50~60%に保つことで予防につながります。
最後に
子どもがインフルエンザになったときの、他の兄弟の対応について参考になったでしょうか?
様々な意見があるので、普段から考えていたり、周りの意見も聞いたりするとよいですね。
子どもにも話をして、理解させておくのも大切だと思います。