厳島神社の鳥居はなぜ腐って倒れないの?触る・くぐる事はできる?

ききしより 眺めにあかぬ 厳島 見せばやと思う雲の上人 ー豊臣秀吉ー

広島県宮島にある厳島神社。

厳島神社といえば、世界遺産にも登録されている海の上に浮かんでいるような鳥居が有名です。

神の島とも呼ばれているその地で、この特徴的な厳島神社は人々を魅了します。

でも、この大鳥居は海の上に建っていてなぜ腐らず、倒れずにその美しさを保っているのでしょうか?

気になっている方もたくさんいらっしゃると思います。

そこで今回はこの、広島・宮島では外すことのできない厳島神社の秘密を解析していきたいと思います。

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厳島神社ってどんな神社?

それでは、厳島神社とはどのような神社なのでしょうか。

ここでは、厳島神社について簡単に説明したいと思います。

厳島神社の歴史は西暦500年代

厳島神社を建てたのは、飛鳥時代の安芸の豪族である佐伯鞍職といわれています。

厳島に住む佐伯部の有力者であったとされ、建てられた年は593年

聖徳太子が活躍していたぐらいの年代だと思います。

今形に変わったのは、1168年ごろ

1146年に、今でいう県知事のようなイメージの「安芸守」任命された平清盛。

この平清盛が、僧侶に「厳島神社を祀りなさい」と助言を受けたことがきっかけとなったそうです。

その後、厳島神社を平家の神様として祀り、1168年には今の形まで作り上げたとされています。

その後の歴史

1207年と1223年に、とても大きな火災にあっています。

当時、国からの援助を受けて再建されましたが、すぐに焼け落ちるという荒れた時代が続きました。

1555年の戦国時代には、「厳島の戦い」という大きな戦いが起こりました。

毛利元就と陶晴賢の戦いです。

毛利元就が勝利したのですが、この場所を戦場にしたことを大変後悔し、厳島神社の復興に力を注いだそうです。

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厳島神社の鳥居の柱の秘密

そもそも、なぜ陸地ではなく海に建てられているのでしょうか?

陸地に建てれば、腐ってしまったり倒れてしまったりなどの心配もないはずです。

それはもともと宮島自体をご神体と考えた昔の人々の信仰心といわれています。

鳥居を建設するために木を伐採したり、土地を掘ったりすることは「神様の宿る場所」を傷つけてしまうと考えたからだそうです。

では、海に建てられることとなったこの大鳥居にはどんな秘密があるのでしょうか。

現在の姿は8代目

大鳥居は海の上に建っている木材ですので、満潮や高潮、大雨や暴雨などでダメージを受けます。

それでも神の力で、800年以上も腐らないまま朽ちずにその姿を残している…というわけではありません。

1168年に造営した初代の大鳥居は、この長い歴史の中で何度も再建・修復されています。

それでも現在ある姿は明治8年(1875年)に建て替えられた8代目の大鳥居になります。

高さ16.6m、総重量約60tの大鳥居

厳島神社のシンボルともいえる大鳥居。

疑問に思うのが、なぜこの鳥居は地震や台風が来ても倒れないのでしょうか。

その秘密は海底に埋められているのではなく、刺さっているわけでもなく、海底においてあるのです。

大鳥居がバランスよく自らを支えられているのは60tある重みのおかげです。

鳥居の上の部分は(島木)は箱型になっていて、その中に玉石が7tも詰められています。

この玉石を重しにし、60tの大鳥居はどっしりと立っているのです。

またご覧になられた方もいられると思いますが、倒れないため強い足となる柱は6本あります。

この6本の足と自重で大鳥居はしっかり自立しているのです。

大鳥居が腐食しない秘密・どんな素材なの?

しっかり立っていることはわかったのですが、木造の大鳥居が水中で腐食し朽ちないのか気になりますよね。

もしかして、鉄筋コンクリートでは?とも思いがちですが、
日本を代表する建造物は情緒のある自然の木材でできています。

実は厳島神社の大鳥居の主柱には楠(くすのき)、袖柱にはすぎの木が使われています。

どちらも水に強く、腐りにくいという特徴があります。

いくら腐りにくいといっても、海水の影響もあり何百年も腐らないということはありませんよね。

水中にある鳥居の下の部分だけは70年前に取り換えられたそうです。

昔からある古き良き建造物をずっと来世にも残していきたいですね。

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あの大鳥居には触れるの?くぐれるの?

海に浮かぶ大鳥居。その神秘的な光景に「触ってみたい、くぐってみたい!」という好奇心に駆られると思います。

干潮時に大鳥居の下をくぐることができ、また触ることも出来ます。

ですが、近年では大鳥居に小銭を挟む人がいるせいで、亀裂が大きくなり老朽化に拍車をかけているようです。

日本が誇る世界文化遺産がこんな状況なんてなんだか寂しいですよね。

観光で行く際には、そのようなことはせず世界遺産の厳島神社の大鳥居を鑑賞していただきたいです。

遊覧参拝戦「櫓櫂船」ナイトクルーズ

そしてもう一つ、この大鳥居を間近で楽しめる方法に遊覧参拝戦「櫓櫂船」があります。

普段は干潮時に歩いて鳥居をくぐれますが、満潮時になると昔ながらの船で参拝をすることができるのです。

特にナイトクルーズがおすすめです。

宮島ナイトクルージングは、運航時間約30分、神秘さの増した夜の厳島神社や大鳥居を海の上から参拝できるサービスです。

桟橋を出発し、大鳥居をくぐってライトアップされた厳島神社を鑑賞しながら、再び、桟橋へ戻るというのが主なルートとなっています。

どちらの方法で楽しむのもよし!あなたが好きな方法で厳島神社を楽しみましょう!

開門時間 6:30(1/1は0:00)

閉門時間 17:00~18:30(季節によって異なります)

(宝物館 8:00~17:00、千畳閣 8:30~16:30)

拝観料

厳島神社昇殿料 大人300円 高校生200円 小中学生100円

宝物館拝観料  大人300円 高校生200円 小中学生100円

厳島神社・宝物館共通 大人500円 高校生300円 小中学生150円

千畳閣昇殿両 大人100円 小中学生50円

宮島と厳島神社(世界遺産) ltsukushima Shrine&Miyajima

宮島観光 広島観光が贈る、美しい無人の厳島神社をご覧ください。

まとめ

いかがでしたか?

謎が解けると、もっともっと厳島神社について興味がわいてくると思います。

厳島神社を最大限に楽しめるといいですね!

ゆく舟も 君がみゆきの 折をえて 浪もしづけき春の宮島  ー増田長盛ー

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