ライフラインとインフラの違いは?止まったらどうなる?

ライフラインとインフラの違いは?止まったらどうなる?

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ここ最近、台風や地震など自然災害が続いていますね。

そんな災害は誰にでも降りかかる可能性があるものです。

さらに、いつ・どこで発生するかなど予測ができないものが多いため

事前の準備が大切になってきます。

今回は、そんな災害の時によく耳にする

「ライフライン」や「インフラ」という言葉についてまとめてみました。

「ライフラインってなに?」

「インフラってなに?」

「もし止まったらどんなことになるの?」

「日頃から準備できることってある?」

そんな疑問にお答えします!

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ライフラインとインフラの違い

ライフラインとインフラって、言葉も意味も似ていますが、違いとはなんでしょうか?

ライフラインについて

ライフラインとは、生活を送ったり、生きたりする上で

必要不可欠なものが供給される経路のことを言います。

具体的には、電気・ガス・水道に加え、携帯電話やインターネットなどの通信や

物流輸送事業が含まれています。

インフラについて

インフラとは、infrastructure(インフラストラクチャ)の略語です。

infraは「下に」という意味があり

structureは「構造」という意味があるため、この2つが合わさり

もともとインフラとは「下部構造」や「下支えをするもの」という意味でした。

その後、解釈の幅が広がり、インフラは「生活や産業の基盤」という意味になりました。

具体的に、生活や産業の基盤というのは

学校や病院、道路や鉄道、上下水道、電気、ガス、通信などのような

「それがないと生活が成り立たないもの。生活必需品。」のことを言います。

ライフラインとインフラの違いは?

インフラとは、生活に必要な物のことを指し、

ライフラインとは、生活に必要な物を届ける経路のことを指します。

ライフラインやインフラが止まったら

地震や台風のような自然災害で、ライフラインやインフラがストップしてしまうことがあります。

そうなった時に、わたしたちの生活はどうなってしまうのでしょうか?

電気・ガス・水道が止まってしまった場合について考えてみましょう。

電気が止まったら…

家電製品は、ほとんどが止まってしまいます。

例えば、冷蔵庫・テレビ・照明・エアコン・パソコン・扇風機・炊飯器など

様々なものが使えなくなります。

冷蔵庫が使えなくなるということは、冷蔵庫の中が冷えないということです。

そうなると、冷蔵庫の中に入っている食材はすべて腐ってしまいます。

また、テレビやパソコンが使えない・携帯の充電もできないため

情報を得る手段が絶たれてしまいます。

ガスが止まったら…

ガスが止まってしまったら、火を使った調理や入浴ができません。

そのため、冬場に止まってしまったら、寒い中暖を取る方法が少なくなります。

現在は、IHの家庭も増えていて、電気でできるところもありますが

IHの普及より、ガスの方が普及しているのが現状です。

水道が止まったら…

水を使うことができません。

そのため、水を飲むこともできませんし、トイレで用を済ませたあとに

流すこともできません。

また、体や服が汚れてしまっても洗うことができません。

1番困るのが、怪我をしてしまった時です。

転んで擦りむいてしまったり、ガラスの破片で切れてしまったりした時に

怪我をしてしまった部分を洗えないと、傷口でばい菌が繁殖してしまいます。

その状態を放置してしまうと、病気を引き起こす可能性もあります。

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日頃から準備しておく事

ライフラインが復旧する速さは、電気が一番速く復旧する可能性が高いです。

それでも東日本大震災の時は、6日ほどかかりました。

そのあと、水道やガスに関しては、1ヶ月前後とかかります。

その間、命をつなぐために、日頃から準備しておけることはなんでしょうか?

・3日分の飲料水(1日1人3リットルが目安)・3日分の食料

・救急用品

・懐中電灯(交換用の電池も)

・ラジオ(交換用の電池も)

・携帯電話の充電器(乾電池で充電できるタイプ)

・ウエットティッシュ

・携帯トイレ(トイレットペーパーも)

・貴重品

・衣類

これらを日頃から、すぐ持ち出せるところにカバンにまとめて準備しておきましょう。

しかし、懐中電灯はすぐに必要となるので

カバンの近くや普段よくいる部屋の近くに、「しまわずに」置いておきましょう。

そして、先ほどもお話しましたが、水は飲料水以外でも使うことが多いです。

そのため、お風呂のお湯は張りっぱなしにしておいたり

ペットボトルに入れて溜めておいたりしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ライフラインとインフラの違いはお分かりいただけましたでしょうか?

インフラは、生活に必要な物のことで

ライフラインは、インフラを運ぶための経路ということでしたね。

日本は技術の進歩により、災害以外でライフラインが止まることは少ないのですが

だからこそ、いざという時に対応できるように備えておきたいものですね。

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