熱中症!猛暑で頭痛や鼻血が!?自律神経の乱れや吐き気にも注意!

熱中症!猛暑で頭痛や鼻血が!?自律神経の乱れや吐き気にも注意!

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夏になると暑さによって体になにか変化が起こることがありますよね。

特に、ここ数年の夏の暑さは異常ですから、体の変化を感じる方も多いのではないでしょうか?

体に起こる変化として、1番多いのが「頭痛」です。

子どもからお年寄りまで、夏場に頭痛で悩む人は多いと思います。

そして、もう1つの変化が「鼻血」です。

今回はそんな「頭痛」と「鼻血」について調べてみました!

夏の暑さを甘くみていると大変なことになってしまうかもしれませんよ…。

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頭痛は猛暑のせい?

まずは、どうして夏になると頭痛が起こりやすいのかみていきましょう。

頭痛が起こるメカニズムは2つあります。

1. 血管が縮んで起こる頭痛

2. 血管が膨らんで起こる頭痛

血管が縮んで起こる頭痛

血管が縮むのは、寒いからです。「ん?夏に寒い?」と思いますよね。

夏になるとあらゆる場所で大活躍しているエアコンが原因なのです。

快適な温度であれば、問題ないのですが、すごく低い温度に設定されている場合に

寒さで血管が収縮して、ぎゅーっと締め付けられるような痛みが起こります。

また、肩こりでもこの頭痛は起こります。

コリで血流が悪くなり、それによって血管が収縮して頭痛が発生してしまうのです。

このタイプの頭痛は、首や肩の筋肉が固まって起こる頭痛なので、

首や肩の周辺を温めてあげると、痛みが和らぎます。

血管が膨らんで起こる頭痛

暑いと顔が赤くなりますよね?

あれは、暑さで血流がよくなり、血管が膨らんでいるから赤くなっているのです。

血管が膨らむことによって、神経を刺激してしまい頭痛が発生してしまうのです。

実は、暑さだけでなく他にも夏に多く起こる原因があります。

太陽の眩しい光と、温度差です。

夏は太陽の照りつける光が眩しいですよね。その光を見ることでも頭痛が起こることがあります。

そして、冷房のよく効いた部屋から、暑い外に出た時の温度差でも

同様に頭痛が起こる可能性があります。

このタイプの頭痛は、血管が膨らみ過ぎていることが原因なので

水分を摂ったり、首や脇を冷やすことによって痛みを和らげることができます。

猛暑で鼻血が!?

では、次に鼻血のメカニズムについてみていきましょう。

どうして鼻血が出るのかというと、鼻にある血管に傷が付いて、

その部分が破れてしまい、中から血が出るのです。

このよく傷が付きやすい場所を、キーゼルバッハ部位といいます。

実は鼻血のほとんどが、キーゼルバッハ部位からの出血なのです。

キーゼルバッハ部位は鼻の入り口の少し奥にあります。

そこには、毛細血管がたくさんあり、血管を守るために粘膜があります。

しかし、その粘膜が薄いため少しの衝撃でも傷が付いて破れてしまうのです。

夏によく鼻血がでる人は、このキーゼルバッハ部位の粘膜が弱っているのです。

そのため、暑さで体温が上がり、その熱を外に逃がすために血管が膨らむだけで

粘膜が破れてしまうのです。

頭痛も鼻血も暑さが原因で起こっていたのですね。

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猛暑で自律神経失調症に!?

自律神経失調症という言葉は聞いたことあるでしょうか?

カンタンにいうと、いろいろな原因によって、自律神経が乱れてしまうことです。

そして自律神経とは、自分の意思とは無関係に体の機能を調節する神経です。

自律神経には2つの神経があり、交感神経と副交感神経です。

交感神経は、体温を下げる働きをしていて、

反対に副交感神経は、体温を上げる働きをしてくれています。

つまり、自律神経は体温を調節してくれる役目をしているのです。

夏の暑い日差しを浴びていると、なんとかして体温を下げようと交感神経がよく働き

反対に、クーラーが効きすぎていると、なんとかして体温を上げようと副交感神経が働くので

自律神経が常に働きっぱなしになっているのです。

人間でもそうですが、ずっと働きっぱなしだと壊れてしまいますよね。

それと同じことが自律神経にも起こっているのです。

その結果、自律神経が壊れて、機能しなくなり自律神経失調症になってしまうのです。

猛暑から身を守ろう

こんな恐ろしい病気を引き起こす可能性のある猛暑ですが、

ちゃんとした対策を取ると、自分の身を守ることができます。

その方法をご紹介しますね。

水分をこまめに摂る

これは王道の対策ですね!

でも、こまめにってどれくらいかご存知ですか?

厚生労働省では、20〜30分にカップ1〜2杯飲むことが望ましいとされています。

これは、もちろん外にいた時もですが、室内でも同様です。

体温調整できる服装にする

暑いからといって、タンクトップ1枚だけで出かけるのは危険です。

クーラーの効いたお店に入ったときに、体温調整のしようがないからです。

そのために、薄手のカーディガンやスカーフを持っていると

肌寒く感じた時に、身につけるだけで体温調節ができます。

サングラスをかける

先程、太陽の眩しい光でも頭痛が発生するとお伝えしましたね。

そんな太陽の光を和らげてくれるのがサングラスです。

サングラスは、頭痛だけでなく目の炎症も防いでくれます。

実は、猛暑以上に注意したいのが、紫外線なのです。

紫外線を浴びすぎると、ドライアイになる可能性があります。

そんな危険をサングラスは防いでくれます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

頭痛も鼻血も猛暑が原因の1つだったんですね!

また、自律神経失調症を引き起こす原因も担っていたのですね。

改めて、猛暑の怖さを思い知りました。

ちょっとの外出だから大丈夫だろうと暑さを甘く見ずに

少しの外出でも万全の対策ででかけましょう!

これで安心だわん

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