家庭でお寿司が余ってしまうことってありませんか?
私は料理を余らせるのが好きではありません。
でも、親戚が集まるお正月など、たくさんのお寿司を用意することがあります。
そんな時は、大抵は余ってしまうんですよね。
みんなに振る舞うのに、足りないと困りますから。
どうしても余ってしまうお寿司。
今回は、そんな余ったお寿司についてのお話をしたいと思います。
お寿司がパサパサにならないように野菜室へ!
余ったお寿司の保存については、冬場で生ものを使っていなければ、常温でも可能です。
それ以外の季節や生ものを使ったお寿司は冷蔵庫に入れることをおすすめします。
でも、冷蔵庫に入れたお寿司がパサパサになった経験はないでしょうか。
食べられないことはありませんが、ちょっと残念ですよね。
冷蔵庫に入れると、シャリが乾燥する上、冷気でデンプンが固くなります。
そのため、お寿司はパサパサになってしまうのです。
そこで、なるべくパサパサにしないためには、お寿司は野菜室に入れるのがベスト。
冷蔵庫内では温度設定が高い場所なので、お寿司の保存には最適です。
さらに、次にご紹介する方法で、お寿司の乾燥を防ぐことができます。
- お寿司をパックに詰める。またはラップで包む。
- 湿らせたキッチンペーパー(ティッシュや新聞紙でも可)をパックのフタの上にのせる。お寿司をラップで包んだ場合は、ラップの上から湿らせたキッチンペーパーを巻く。
- その上から、さらにラップを巻く。
- 新聞紙や紙袋で包んで、野菜室へ。
また、巻き寿司の場合、切らない状態のほうがパサパサになりません。
切ってしまったものは、元の棒状のように、断面をくっつけて保存しましょう。
日持ちは?次の日も食べられる?
酢には滅菌作用があります。
そのため、酢飯は普通のご飯よりも日持ちすると言われています。
とは言っても、やはり美味しさと安全性を考えれば、その日のうちに食べるのがベスト。
その日に食べきれない場合も、出来るだけ早く消費するようにしましょう。
一度、食卓に出したものは、早めに消費してしまうのは鉄則。
特に、生ものを使ったお寿司を食べるのは、翌日までにしたほうがいいです。
固くなったお寿司のリメイク法!
固くなったお寿司は、他の料理にリメイクしてしまうという手もありますよ。
ひと手間加えることで、美味しくいただくことができます。
翌日には他のものを食べたいときにも、使えます。
いくら美味しいものでも、続くと飽きてしまうこともありますからね。
では、お寿司のリメイク料理のアイデアをいくつかご紹介しましょう。
お茶漬け
熱いお茶か出汁をかけていただきます。
お好みで、海苔や薬味をのせて。
簡単にできて、美味しそうですね。
翌日の朝ごはんにピッタリだと思います。
海鮮丼
刺身とご飯を分けて、ご飯だけレンジで温めます。
ご飯の上に刺身をのせ、好みで海苔や薬味をのせましょう。
刺身はしょうゆに漬けて、ヅケにしておくのもいいですよ。
チャーハン
ご飯と具材を分け、具材は刻みます。
フライパンに油をひき、ご飯と刻んだ具材を炒めます。
しょうゆなど好みで味付けをしましょう。
他にも余った料理があったら、刻んで混ぜてもいいですね。
いっぺんに消費できちゃいますよ。
巻き寿司天ぷら
巻き寿司に天ぷらの衣をつけて揚げるだけ。
残り物には、しっかり火を通すのが安心ですよね。
最後に
お寿司を冷蔵庫で保存する場合は、以下のことを思い出してくださいね。
・野菜室が最適の場所
・乾燥対策をしっかりすること
・翌日には消費すること
そして、知っていると心強いのがリメイク料理。
翌日、家族が
「もう、お寿司は飽きた~」
なんて言うことがあっても、これからは悩まずに済みますね。