石灰沈着性腱板炎と亜脱臼が併発!原因究明から完治まで、リハビリ体験記

動けないニャ…(;ω;)

激痛で肩から肘まで全く動かせない、

石灰沈着性腱板炎(せっかい ちんちゃくせい けんばんえん)になってしまいました。

同時に、かなりひどい亜脱臼にもなりました。

ほんの少しも動かせない、何もできない、常に激痛の恐怖におびえる、そんな2か月間でした。

発症から完治までのレポです。

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石灰沈着性腱板炎とは

石灰沈着性腱板炎(石灰沈着性腱炎・石灰性腱炎)

肩の腱板の中でリン酸カルシウムが結晶・沈着したことによって起こる炎症。

肩の強い痛みを発し、可動部の働きを阻害する。

発症

今から思えば、一か月前から右肩がおかしいとは思っていたんですよね。

右腕だけ真っすぐ上に上げられない、ボールを投げようとすると力が入らない。

子供とのボール投げは、利き手ではない左手で投げていました。

四十肩かな?と思いつつ、特別不自由も感じなかったのでそのままにしてました。

激痛で動かなくなる2日前から、夜寝る前に右上腕部にジンジンとした痛むようになりました。

朝になると痛みは無くなっていたので、それもあまり気にしませんでした。

連休最初の朝、目が覚めて起きようとして、右腕に力が入らなく動かないことに気づきました。

それでも動かそうとすると、肩から上腕部に鋭い痛みが走りました。

子供と遊園地に行く約束をしていたので、出かけました。

右腕を動かさないように慎重にしていたのですが、耐えられなくなりお昼で先に帰りました。

運悪く、連休初日。

病院にも行けず、連休は休養することに決めました。

子供達ごめんね……。

安静にしていたのですが、翌日更に痛みがひどくなりました。

右腕を動かさなくても、体はつながっているので、ちょっとした動作で右腕が痛みました。

横になれないのも、とても困りました。

健康な時は気が付かなかったのですが、仰向けになるとき、肩甲骨が後ろに動くのですね。

肩甲骨が動くとき、それが腱板内で結晶化したリン酸カルシウムに触るのでしょう。

そもそも横になろうとする動作が、傷みに阻まれててきませんでした。

横になれないので、数日間ほとんど眠れませんでした。

ソファーでうたた寝していると、体が少し動いて激痛で目が覚めます。

座ったり立ったりする動作も、激痛に襲われました。

着替えは2~30分かけて、慎重にやりました。

少しでも右腕が揺れると激痛が走るので、生きた心地がしませんでした。

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受診

やっと連休が明け、整形外科に行きました。

病院まで車で送ってもらいました。

カーブを曲がるときに、人間の体は自然にバランスをとっているのですね。

そのわずかな動きで、痛くなりました。

病院ではレントゲンをとってもらいました。

右肩の関節の上側に、白く長いものが映っていました。

これが、沈着したリン酸カルシウムでした。

痛みの度合いから、急性の石灰沈着性腱板炎ではないかと診断されました。

期間症状
急性型1~4週間強い
亜急性型1~6か月中程度
慢性型6か月以上運動時のみ

同時に、腕の骨がかなり下がっていて、肩の関節にかみ合っていませんでした。

脱臼まではいってないが、かなりひどい亜脱臼だと診断されました。

脱臼と亜脱臼の違い

脱臼・・・骨と骨をつなぐ可動部関節が、完全に外れた状態

亜脱臼・・・関節から骨の関節面が、はずれかかっている状態。自然に整復できる

多分、痛みで腕の関節が抜けてしまったので、

カルシウムが消えたら腕の骨が上がってくるのではないかと言われました。

痛み止めのステロイドを打ってもらいました。

動かないと腕の骨が元に戻りにくくなるので、薬が効いたら動かした方がいいとアドバイスを受けました。

揺らすだけでも激しく痛むので恐ろしかったのですが、少し動かすと耐えられる痛みになっていました。

薬が効いたようです。

嬉しくてもう少し動かすと、やはり鋭い痛みに苦しみました。

それでも、少しでも動かせるのはとても嬉しいものでした。

歩くときの腕の動きのように、腕をブラブラさせてリハビリをしました。

右を上にしてだったら、横になって眠れるようになりました。

これが一番嬉しかったですね。

3日くらいで薬が切れ、また激痛に苦しむ日々に戻りました。

処方されたロキソニンは、効果がありませんでした。

一週間後に再受診しました。

医師は、レントゲン写真も症状も、一週間前と変わらないことに首をかしげて、

「もしかしたら、レントゲンには見えない症状があるかもしれない」と

超音波やMRIの施設がある病院に、紹介状を書いてくれました。

またステロイドの注射を打ってもらいたかったのですが、

頻繁に打つと、症状が悪くなるとのことで、ヒアルロン酸を注入してくれました。

当然ですが、ヒアルロン酸は効きませんでした。

転院

一週間後、転院先の病院で、超音波で診てもらいました。

様々な角度から見られるので、クッキリとした厚みがあることが分かりました。

カルシウムを吸引する機械があったので、やってもらいました。

中がストローのように空洞になっている太い針を、肩に刺されました。

肩の中で針をグリグリと動かされて痛かったのですが、普段の激痛よりマシなので耐えられました。

長時間やったのに、カルシウムはほとんど取れませんでした。

体内の深いところにあり、針の長さが足りなかったそうです。

ステロイドを打ってもらい、数日間は少し楽になりました。

一週間ごとに受診しに通うのですが、なかなか良くはなりませんでした。

薬が切れている間は、三角巾で腕を固定していました。

腕を下げると、左腕と比べて、ダランと下がっているのが分かりました。

快方

1か月半経った頃、レントゲンに映ったカルシウムは、かなり薄くなっていました。

石灰沈着性腱板はよくなってきたので、亜脱臼を治すために、少しずつ動かすようにと言われました。

肩と腕のリハビリ、まずは腕振りです。

ずっと動かさないように固めていたので、動かすことがとても恐怖でした。

時々、痛みに息が詰まりましたが、激痛というほどでは無くなってきました。

YouTubeで亜脱臼を治す動画をたくさん見ました。

その中で、うつぶせになって腕を下に落とす、という運動が一番効きました。

一週間程度でだいぶ動くようになりました。

レントゲンでも、腕の骨が関節に少し近づいていました。

更に一週間後、だいたい元通りになり、関節も嵌ったということで、通院が終了しました。

その後も、腕の運動を続けています。

もう二度と罹りたくないですね。

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原因と治療法

いろいろ調べたり、病院で聞いたりしたのですが、結局原因は不明でした。

ただ、40~50代の女性が罹りやすいというだけで、運が悪かったとしか……。

治療法は、カルシウムが自然に消えるのを待つという、消極的なものでした。

病院に行かなくても治ったのでしょうが、痛み止めの注射は短期間ですが助かりました。

終わりに

大体治るのに、二か月かかりました。

その間、家事も仕事も、自分のことさえも何もかもできませんでした。

支えてくれた家族や周りの人たちには、感謝の気持ちでいっぱいです。

急性型と診断されましたが、少し前から動きが変だったことから、亜急性型だったのだと思います。

痛みは絶対に急性型でしたけどね。

とにかく、少しでも衝撃を与えると爆発する時限爆弾を抱えながら生活しているようで、辛かったです。

一切右腕が使えないので、左手が少し器用になったことが副産物ですかね。

でも、左手で持っていたものを落としそうになった時、思わず右手が出てしまうのですね。

頭より先に、反射神経で。

で、激痛で落とした物どころではなくなる、なんてことを何度やったか……。

「石灰沈着性腱板」なんて有名ではない病気なので、他人の理解がなかなか得られないと思います。

私も、今回自分がなってみて初めて知りました。

本当に本当に辛かった!

声を大にして言いたいです。

今、石灰沈着性腱板で苦しんでいる皆さんが、一刻も早く治ることをお祈り申し上げます。

治った今、こんな事もできます!夢のよう!

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